とうとう子供が学校を嫌がる

幼稚園生の子供は現地の学校に通っているが
ついにこの時が来た。
「行きたくない。」
「みんなが何話しているか分からない。」
「仲間に入れない。」
「誰も話しかけてくれない。」
「お友達の輪に入ろうとしたら、断られた。」
「仲間に入れて貰えない。」
などなど。

まぁ予想はしていた。
通る道だとは思っていた。

まだ小さいので仲間ハズレにするというよりは、ちゃんと話せないお友達(わが子)と遊ぶのがつまらないんだろうとは思う。

先生に以前より子供の言語習得については相談していたが、「賢い、頑張っている、覚えるのが早い」などと言われていた。

実際に、現地人98%の環境に置かれて頑張っていると思う。必死に聞いて、言葉と状況を組み合わせて、耳だけで言葉を覚えている。
だからといって、同い年の子供たちとぺちゃくちゃお喋りができるレベルには及ばない。
引っ込み思案な性格が故もあると思う。
いつかは抜けるトンネルだとも思うけど、いつかは分からない。日本人のお友達もいない。ひとりっ子で兄弟もいない。
ある意味私もボッチママではあるので、親子揃ってボッチ。

私も現地語を習っているので一緒に勉強しながら、明るく励ますしかない。

担任の先生にはひとまず子供の現状を報告。

そこで言われた衝撃のアドバイス(笑)

クラスの子とプレイデートなどをして、一対一でゆっくり話すと良いと思う。

先生、そんなこと出来たらとっっっっっっくの昔にやってます。それが出来ないからこうなってるんです。私もボッチなんです。

現地語で仲良さそうにぺちゃくちゃ話してる中に英語で入れませんよ、何話してるのか全く分からないのに。うちの子供が加わってるならまだしも、加わってませんからね。ぼっち親子なんですよ、先生。

現地語を話すシッターを付ける、などのアドバイスもあり、クラスの活動を子供がコミュニケーションを取りやすいものに変えるとか何とか言ってくれましたが、どうなることやら、、、です。

私のメンタルが落ち着いてきたと思ったら、今度は子供。子供が苦しんでる姿を見るのは辛いもんです。

正直この赴任は、入口からかなりハードモードではあった。知り合い全く居ないところから全て手探り。そして現地語が話せないのに子供を現地校へぶっ込んだ。

日本人学校に入れるくらいなら、日本に帰った方が良いという夫。日本人学校に入れてる駐在員、全員敵に回してるよ、あんた。
どんだけ言語コンプレックスあるんだよ。小さいうちに外国語詰め込んでおきたくてしょうがない夫。

とりあえず、今の学年は頑張るとして、
今年度が終わったら、夏に日本に帰ってしまおうか……そんな気持ちも過る。

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