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【メルボルン生活#6】野宿しそうになった夜
こんばんは、ゆりです。
今日は、メルボルン生活で野宿しそうになったあの日から、ひょんなことに英語上達していると気づかされた話です。
少々、思い出話にお付き合いいただけるとうれしいです。
根拠の無い自信は持つことなかれ
私はメルボルンで生活を始めた時、市内から1時間かかる場所に住んでいました。
どうしても、シェアルームに抵抗があったんです。
検索していった結果、見つかったのがエルサムという場所がヒット。
ちなみに、メルボルンの人たちも「どこそれ?」というほど田舎の外れの方。
早朝から犬の散歩をしている人、夜は暗くて星がくっきり見える雰囲気は、ザ☆のどかな田舎町。
ある日、少し生活にも慣れてきた頃、行きの飛行機が一緒だった男の子2人とオーストラリア人の男の子とお食事に行くことになりました。
私がオーストラリア人の男の子と2人で食事に行くのが抵抗あったので、無理やり2人について来てもらったという感じ。
なんだかんだで盛り上がった夜だったのでで解散が少し遅くなりましたが、
とりあえずバスに乗って乗り換えの駅まで向かうことに。
初めて訪れた場所で地勘の無い私は、ここで携帯の充電が残りわずかであることに少しヒヤヒヤしつつ、駅にさえ着けば大丈夫と根拠の無い自信がありました。
オージー英語の洗礼
バスで目的の駅まで着き「これで一安心だ」と思っていた矢先、なんやら駅構内が工事されている気配。
「そんなことは無い・・・」と半信半疑で駅の方へ近づくと予想的中。
生活しながら気づきましたが、メルボルンは線路の工事が多い。
そのため、代替のバスが無料で出ていることがあるんですが、
すべてが初体験過ぎてどうすればいいのか、どこからそのバスが出ているのかさえ分からない。
むしろ、今ここにいる場所がどの位置なのかも分からないと漠然な不安が込み上げてきました。
仕方ない、人に聞いてみようと思い柱にもたれかかってたお兄さんに話しかけてみることに。
すると、彼も同じ駅から電車に乗りたかったという同じ境遇で、一緒にUberに乗せてもらい市内側の方へ戻ったのです。
「じゃあ!」とバイバイしたものの、降りた場所がどこかも分からず携帯ももうすぐ電源が切れそうな状態。
Uberの運転手さんに、「エルサムまで連れてって欲しい」と伝えるも、
「現金ある?無いなら無理」と言われ仕方なく車を降りることに。
なぜか、「私は日本人だから信頼して」と熱く語りかけた記憶があります。
駅が近くに見え、とりあえず駅員さんに聞いてみることに。
しかしながら、まったく英語が聞き取れない。
まったく。
英語初心者にオージーイングリッシュは過酷過ぎて、洗礼を受けます。
覚えてる限り2、3回聞き直したし、翻訳機使いたいけど使えないもどかしさ、帰れないかもしれない焦りが込み上げてくるのです。
とりあえず、駅を変えて代替バスに乗る必要があるとのことで、ウジウジしてたら通りすがりの人に「〇〇行きたいの?○番フラットホームだよ」と教えてもらい電車に乗ることに。
合ってるのか、どうかさえ分からないまま次の場所へ向かいました。
英語で吠えられる
とりあえず、ここかな?っていう駅で降車し次の駅員さんに代替バスについて聞いてみるに。
ここで、本当に日本は親切だったなと痛感するのですが
たった、「Go up and straight」と階段の方を指さすしか説明してくれないんです。
「とりあえず、階段を上がれば何か目印があるだろう・・・」
という安易な憶測で地上に出たものの、どこにバスが停まってるのかさえ分からない。
駅の周囲を歩き、どこだどこだと探すも何も無い。
もう1度駅構内に戻り、見当たらないことを伝えるも「Go up」と同じ対応。
というのを繰り返していたら、次戻ってきた私を見て明らかに彼女の顔は怒っていました。
そして、繰り返し「Go up」と吠えられ
「だって、分からんもん・・・」が泣きそうになりながらバスを探す30歳手前の女。
季節はまだ冬で、「あぁ、今日はここらへんで野宿か」と徐々に決心せざるを得ない状況に追い込まれていくのでした。
野宿決心の矢先
とりあえず、公園が近くにあったので「ここなら大丈夫かな」とうろうろしながら野宿先を探すことに。
すると、なんか人だかりがあるのを発見。
とりあえず、その方向に行ってる人達についていってみると代替バスの停留所でした(歓喜)
「こんなところに・・・」とホッとしたけど、
私の住んでる場所へのバスが出ているか分からない、
油断は禁物と念じながらスタッフの人に話しかけました。
ありがたいことに、まだバスはあったのです。
そして無事、いろんな人に助けられながら家に辿り着けたのを覚えています。
英語上達したんじゃん
今年の4月、エルサムに住んでいるオーナーさんに会いに行きました。
喧嘩別れしてしまったことに心がモヤモヤしてて、ちゃんとあの時のこと謝ろうと思ったのです。
大家さんとなんで喧嘩したのかは
こちらをご参照ください。
【メルボルン生活#1】大家さんと喧嘩した話
なんだかんだ、話してたら時間も遅くなり帰ることに。
そして、また同じ状況に出くわします。
充電が切れた携帯と、代替バス。
でも、私はその時恐怖心を感じませんでした。
もちろん、土地勘があったというのもありますが
「分からなかったら人に聞けばいいや」
と英語に対するハードルが低くなっている自分に気づいたのです。
英語が全然伸びていないと悩んでたのもあったので、思わぬところで自分の成長を感じたのでした。
さいごに
メルボルン生活は、振り返ってみてもとても濃ゆい毎日だったなと思います。
素敵な人たちにも出会えのは一生の宝物。
そして知らないことばっかりだったからこそ、いろんなことにチャレンジできた自分もいました。
全部、後から振り返ると繋がってるんだな〜とも思ってみたり。
さいごに、皆さんはくれぐれも野宿する羽目にならないように気をつけてください(笑)
では、今日も読んでくださりありがとうございました〜
おやすみなさい
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