眠れない夜にどうするか

眠れない夜はたくさんある。
1週間のうち5日は眠れない。眠れない夜には色々なことをするが、どうやったら眠れるか考えて頑張る時もある。全然成功してないが、ここにまとめておくことに意味はあるだろう。私は一度寝たら起きないが入眠がとてもへたっぴな不眠です。

眠れないのパターン分類と特徴

1.なんとなく眠れない
2.嫌なことがあって眠れない
3.昔の嫌なことを思い出して眠れない
4.脳が勝手にフル回転していて眠れない

1の夜にうだうだしていると3や4になります。

2.3の夜が長引くと希死念慮に襲われはじめ翌日以降に響きます。

対策案

2.嫌なことがあって眠れない夜はそのことをどうにか乗り越える思考になるまで眠れません。上手く誤魔化せた気でいても翌日以降に爆発します。その日に対処して眠るのが良いでしょう。嫌なことを解決するのにエネルギーを使うので解決した後は割と寝られます。

3.昔の嫌なことを思い出して眠れない時は、まず、嫌な記憶に苛まれているのは、その記憶が今のように繰り返し思考に上ることで当時を追体験、記憶を強化しているのだという自覚を持ち、それをしているのは他ならぬ自分自身であり、しかしだからこそ自分自身でどうにかすることが可能であると意識することから始める。思い出す、考えてしまうのを頑張って止めることを試みるが、そんなことをしていても寝られないので、布団から出て眠くなるまで他のことをしているに限る。昼夜逆転と希死念慮、どちらがいいですかという話。自分を追い詰めないのが大事。早く寝なきゃ、夜更かししてる自分なんてと思うとすぐ病みます。

個人的には嫌なことを考えだした時、すぐに気を逸らす何かを始めるよりも、考えるのをやめる練習をちょろっとだけでもして、乗り越えられる感覚を持ってから気を紛らわす方が精神衛生にいい気がしています。

考えないように頑張る時によく思い出すようにしていることがあります。アウシュビッツから生還して、それでも「許す」ことをした方のお話で、許す技術について語った文章の記憶です。彼のことを思い出すと、3つの意味で励まされます。一つは私は彼よりは辛い思いをしていないと絶対に思えること。そんな彼が「許せた」なら私にもできないはずがないと励まされます。二つ目は、許すことは自分の幸せに必要なこと的な内容…全然正確に覚えていませんが、許すことは手放すことで、荷物を下ろすことで、それって幸せって解釈しています。幸せになりたいので、その考えがやる気をくれます。最後は、具体的なメソッドとして、許せない相手に手紙を書くということが出てきたと思うのですが、もう全然自信がないです。違ったらごめんなさい。「手紙を書いたら、その相手に何か伝える必要はないってことがわかるでしょう」みたいな文があった気がするのですが、私の妄想の中では、手紙の中になんでそんなことしたのとかいやだったつらかったとか色々書いてそのあと、渡そうと、たとえば封筒に入れるとか、住所を調べるとかしてるのをチラッと想像するとむしろ笑えてくるんですよね。だって本当にそんなことする必要ないから。この妄想をすると自分の中の側の問題なんだなっていうのがすごくわかる。だってほんとに10年も20年も前なのにってそこでようやく思えます。手紙を書く妄想がないと、20年経っても忘れられないくらい私は傷ついたしお前は最悪のことをしたんだぞみたいな気持ちになるんですけど、不思議ですね。

この方法、つまり、嫌なことを思い出し始めたら、まずそれは良くないと自覚し、やめるように思考し、幸せになりたいと足掻き、手紙を書く妄想をし、ネガティブの沼に沈まなかった自分を褒めて、一旦寝るのを諦める、というのが今やっている対策です。すぐに眠れるわけではありませんが、心は病みません。


次回は1.なんとなく眠れない夜と4.脳が勝手にフル回転して眠れない夜について書きたいと思います。

とりあえず今日わかったのは、眠れない夜にブログを書くと全然眠くならなかったということですね。満足感と適度な疲労感があるのでこの後眠くなるかもしれません。それだったら結構いい手段ですよね。

それでは、おやすみなさい。また後日。

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