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史上最強の青の戦士ペリンビュフォード

彼が日本、島根にやって来たのは今から4年前。
「いかつい外国籍が来たなぁ」当時のリリースを見たときの感想を今でも鮮明に覚えています。
それだけではなく、毎年チームが変わっている点が気かがりだったことも覚えています。当時の島根は外国籍選手との契約継続ができず、1年ごとに外国籍選手を総入れ替えしているという大きな課題もあったがゆえに「どうせ1年でまた出ていくのか、、、」勝手にこのようなことも思っていました。

まさかその後数々の伝説を残し、このようなスペシャルな選手になるなんて、、、
この時は思ってもいませんでした。

1シーズン目は、主にセカンドユニットとして期待通りの活躍。オフコートでは、安来市民体育館での横浜BC戦に敗戦し、8連敗となった試合後のロッカールームで放った熱い言葉。あのシーンは全島根ブースターを奮い立たせてくれた名シーンの一つです。このシーンを見たとき、初めて彼の熱い人間性というのを知ることができた気がします。

この年のビュフォードのベストプレーは迷わずこれを上げます。このシーズンは僕は受験生だったのであまり現地に行くことができていませんでしたが、受験が終わった次の日ということでたまたま観に行った試合がこの試合でした。勝負を決める一撃だったこともあり、このプレーを観て、大興奮した日を今でも鮮明に覚えています。

このシーズンが終わり、オフシーズンに入ると、なんと契約継続1人目の発表が彼でした。島根の外国籍選手が在籍2年目に突入することは、2016年のオフぶりの快挙でした。しかもジャーニーマンである🅿️が残留してくれるなんて、本当に嬉しかったです。

この年は前半戦はセカンドユニットとして、トラビスが怪我をした後半戦からはスタメンとして出場し、チームの勝利、球団初のCS出場に大きく貢献してくれました。ミスタートリプルダブルという称号もこの頃から付いたかなと思います。

プレーではありませんが、このシーズンの1番のインパクトはトラビスの3連続スリー成功後のシーン。外国籍選手2人のこのシーンは今後語り継がれる名シーンでしょう。

そして3年目。1年間衰え知らずの圧巻のプレーでチームに48勝をもたらし、自身10度のトリプルダブル、自身初の得点王、ベスト5受賞、3度の月間MVP受賞と前人未到のシーズンでした。数々の伝説を残し、Bリーグ界全体にペリンビュフォードという名を轟かせました。特にこのシーズンの千葉戦、群馬戦、広島戦は自分の中では一生忘れることはないでしょう。

CSで負けたこのシーンも忘れることはありません。
この敗戦が今やこれからのチームの戦いの糧になっていくことと思います。

4年目となった今シーズン。怪我と闘いながらのシーズンとなりましたが、たくさんの華々しいプレーで多くのファンを魅了し、2年連続の得点王、ベスト5受賞となりました。CS出場とはなりませんでしたが、今シーズンも何度もチームの勝利に貢献してくれました。50得点のトリプルダブルとかいうとんでもないこともありました。

4年前、島根の地に舞い降り、4年間で数々の伝説を創り上げたペリンビュフォード。この4年間、彼が島根スサノオマジックというチームそのものでした。何度も何度も彼に救われました。何度も何度も彼に最高の景色を見せてもらいました。彼は島根スサノオマジックだけではなく、Bリーグの歴史に名を刻んだ偉大な選手です。僕は後何年もこの選手を見ることができ、チャンピオントロフィーを手に入れる瞬間をこの選手と共に迎える日が来ると信じていただけになかなかこの事実を受け入れることが難しかったです。僕たちブースターは🅿️が勝利のために、優勝するためにこのチームに注いてくれた魂を絶対に忘れません。彼のこれまでのチームへの貢献に感謝するとともに彼の今後のキャリアが素晴らしいものになることを願っています。

Thank you 🅿️🤙🤙

そして、
島根は1つの時代を終え、新たな時代の始まりへ進む

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