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18年不妊の私が試してみた事〜不妊治療を辞めたきっかけ〜

18年不妊だった私の経験を読んで、少しでも誰かの幸せに繋がればと思いながら書いています。


前の記事で、不妊治療をやめたきっかけを書くと言っていたので今日はその話をします。

不妊治療は別に妊娠したからやめたのではなく、辞めてから7年くらい経って自然妊娠しました。

前回の記事にあるように卵巣年齢にショックを受けて絶望的になりましたが、先生がそんなあなたは早く体外受精をしたほうがいいと言い、体外受精のスケジュールを組むことになりました。

スケジュールもいろいろ先生や私のタイミングがあって、詳しいことはもう忘れましたが、結構悩んで、私的にはそんなに急がなくてもいいのでは?という思いがありましたが、先生としては一刻も早く挑戦してみないとおばさん卵巣だから。的な思いがあったのだと思います。裏で先生同士も相談していて、意見が分かれ、悩んだ末に最終的に担当の先生の決断で急ぎスケジュールが組まれました。

体外受精はお金が結構かかるし、排卵誘発剤の自己注射やプレッシャーやらで精神的にやられます。一度や二度の体外受精では成功率も低い印象でした。頑張った割に報われないのが不妊治療ですよね。

案の定失敗しました。精子の状態も良く卵もよく、分割して育ったのに。

そして精神的ダメージ!

この精神的ダメージがきてがっかりした所に更に不穏な動きが。

診察室の裏で先生たちが怒鳴っていました。

何?なに?

名前を呼ばれて診察室に入るといつもと違う先生が、

「だからそんなに早くスケジュール組まなくてよかったんだよっ!何でそんなに急いだの?」

と怒られました。

私ですか?悪いのは?

何か貴方に無理強いしました?

何なら急いで失敗してすみません。くらいの気持ちはないのか?

体外受精が失敗した事より、赤ちゃんが授からなかった悲しさより、この理不尽な怒号に悲しくなり、泣きながら帰りました。

「こんな思いまでして不妊治療続けたくない。こんな不幸せな人生嫌だ」

そう思って不妊治療をやめました。


あの事を思うと今でも気持ちが落ち込むので今度は明るい記事にしたいと思います。この記事を読んで少しでも共感された方、「スキ」してみてください。





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