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地域猫活動 その13

 地域猫活動の記事にご注目いただきまして、ありがとうございます。これから気候も良くなってくる季節。いよいよ全国のあちこちで、飼い主のいない猫の子猫が誕生という場面に遭遇する時期でもあります。皆様お住まいの地域はいかがでしょうか。

 子猫館の運用開始となりましたが・・・

 前回の、地域猫活動その12までにお知らせした通り、我が猫じい家では合計3匹の子猫を保護することとなりました。その際に我が家の玄関に設置した子猫専用の猫小屋「子猫館」の運用を開始したのです。つまり、この子達が、子猫館が落成してからの第1期生ということになりました。

これが子猫館の内部です


  幸いにも子猫たちは、兄弟で保護した関係なのか、あまり夜鳴きすることもなく、みんなで寄り添って過ごしていました。また、外観上も弱っている感じは全くなく、みんな食欲旺盛で、子猫用のフードをよく食べていました。

 しかし、これですべてが終わりではないわけで、当然次にすることがあります。眺めていて「可愛い」だけでは済ませられないこと、つまり動物病院に連れて行くことが保護主の役目ですね。

 動物病院という未知の世界へ

わからないことは聞くのが一番

 何しろ猫じいは、この時まで動物病院などという所にまったく縁がなかったので、当然一度もその門をくぐったことがありませんでした。
 しかし、ちょうどその時に知人に聞いた話で驚いたことがあるんですが、野良猫は完璧に門前払いにする動物病院があるとか。私の知らなかった話です。私はそんなことがあるとは想像もしていなかったので、教えてくれた知人に、もう一度聞いてみたところ、「うちは、ちゃんと飼い猫であって、名前のある子しか受け付けられません」と、ある動物病院ではっきり告げられた経験があるそうです。強烈ですね。まさか公表するわけにはいきませんけど、私は実名も聞いてしまいました。しかもその動物病院が、我が家から自家用車を使えば10分ほどで行ける場所にある動物病院であったことに、さらに驚きを感じました。知らないで連れて行ってたかも知れなかったので。

 ベテランさんはすごい!

 そんなわけで、私がドタバタしているうちに何日かが過ぎ、そこへ知人から話を聞いたという保護猫に詳しいベテランの方がうちを訪ねて来ました。

頼もしい人がいるものです

 うちを訪ねて来た方は、保護猫のベテランというだけでなく、お店を経営していて、知り合いやお客さんも多いということなので、申し訳ないと思いつつも、この方に任せることにしました。

みんな可愛がられています

 ありがたいことに、この3匹は、一週間もしないうちに、ほしいという方から問い合わせがあり、このうちで、写真左側の2匹については、私も里親様になる方との譲渡関連の話し合いに立ち会わせていただきました。そして、市内および、近隣の地域の方に3匹すべてが引き取られ、家猫として暮らすことになりました。
 ところで、私としたことが、この3匹がせっかく子猫館の第1期生であるのに、わずか数日間のことではありますが、世話や子猫館のメンテナンスに夢中で、この間の写真や動画を全然残していなかったことに気づきました。

 ところが、苦労はこの先から始まり・・・

 子猫は全部で5匹いましたが、保護できて里親様に譲渡できたのは3匹です。つまり、まだあと2匹残っているわけで、この子たちを何とかしないと、ママ猫キララのTNRにも関わってきます。しかも、この時点の見立てでは、残りの2匹は、どちらもメス。これが漏れてしまうと、手術してないオスも多数いることですし、翌年以降の地域猫活動に大きく影響します。

 

 動画でご覧ください。

 本日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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