最近読んだ本の話

2024.0612 就労移行支援事業所あそライフ 利用者.32

1,就労移行訓練について(今までの認識)
 今日はめちゃ良い天気。湿度が高くないので助かる。今の所、頭の疲れ具合はまあまあコントロールできている。

2,講義について(今日の気づき、変化)
 今日はダイアローグでお題は「人間力について」だった。
人間力って幅が広くて、素直さ、問題解決力、コミュニケーション力など色々な力の総称なのだろう。
次回からは「シリーズ 人間力」ということで、それぞれの要素について毎週ひとつづつ深掘りしていくらしい。
今日はとりあえず、人間力について思うことを自由に話してみた。
最近読んで面白かった本が2冊ある。

 1つ目は「世界は経営でできている(岩尾俊兵著)」という本。エッセイ形式で全編にわたってユーモア(個人的にはイマイチ)がさしこまれており、読みにくい本だったが要旨はとても勉強になる内容だった。
経営とは会社でお金をどうのこうのすることだけではない。
この本から引用すると、

本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、(中略)豊かな共同体を創り上げること』

価値は有限で奪い合うもの、という考え方が前提にあると、争いごとが絶えず世知辛い人生を送ることになる。
価値とは自分で創造するもので無限なのだ、と考え方を変えれば、人と協力して目的の達成を目指すことができるはず。
なぜなら、誰しもが「幸せになる」という共通の目的を持って生きているはずだから。
目的を見失わず、手段はあくまで手段として、本末転倒にならないように柔軟に考えることが大事。
まだ読んだばかりで自分の言葉に落とし込みきれていないので、満足に説明できていないが、自分のなかではとても腑に落ちている。
今までの失敗経験や最近のMGなどを通して学び考え続けてきたことが、この本の考え方を受け入れる下地になっていると思う。

 2つ目は「賢いお金の減らし方(大江英樹著)」という本。
お金は物やサービスを得るための引き換え券であって、お金自体に価値があるわけではない。
お金の向こうに人がいるのであり、お金はいわば、サービスを提供してくれた人への感謝のしるし。
これも目的(サービスを受ける)と手段(お金)の関係を取り違えると、おかしなことになるよ、という考え方。
それとこの本に書いてあって心に響いたのが、承認欲求には2種類ある、という一節。
ひとつは、人から称賛を得たいと思って、やたらと自己アピールしたりマウントを取ったり、あるいは見捨てられないために悲壮な頑張りをしたりすること。
もうひとつは、人の役に立って感謝されたいと思って、自分から与えていくこと。何なら見返りがなくても自分が満足していればOK。
前者より後者の方が良いよね、と書いてあり、確かに!と思った。
今まで「世のため人のため」だとか「社会貢献」といった言葉が、嘘くさく感じてピンときていなかった。
でもこの2冊を読んで、やっと納得できた。
やっぱり全体最適が自分にとっても最高なんやろうな、と。

3,今後について(今日の学び、明日からの行動)
 幸せは自分でつくる。
という能動的な姿勢が大事。チョー大事。

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