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官僚は政策立案をするのか?

こんばんは、海坊主です。
官僚として思ったことを気ままに書いているので、
まったく整理はされていないのですが、
最近、政策の意思決定について思ったことがあるので書いていきます。

官僚の一番の仕事は、政策立案だと思ってます。
日本をどうやって良くするか、そして社会に落とし込むためにはどうするべきかを日々考える。就職説明会でもそう説明を受けた私は官僚はそんな仕事だと思っていました。

でも、実際はどうでしょうか。
私の個人的な感想ですが、殿上人の考えをいかに実現させるか。
これが政策立案の全てだと思っています。
急に「〇〇からこういう指示が下りてきたから、早く案を作れ!!」と言われ現場の意見なんて聞くことなく進んでいくんですよね。

この前、ある現場の人のヒアリングを行ったのですが、
あまりにも殿上人の意見と真反対で頭を抱えました。
殿上人の方々って殿上人どうしてしかコミュニケーションとってないから、ほんとの現場の声なんて届かないんですよね。
これでいいのか、そんな問題意識はあります。
ただ、上に気に入られないと事務次官にはなれないですから、みんな殿上人に意見する人なんていないんですよ。意見する人はみんな外回りさせられてしまうので。。。

と私からは見えてしまってます。。。
結構絶望的なんですよね、それに加えて、失敗したら全部官僚のせいなんですから。
やるせない仕事だなあと思ってしまいます。

ただ嘆いてるだけでは始まらないので、そんな組織を中から変えられないか頑張ってみようと思います。
それではまた



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