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じいじ 保育士を目指す! いざ就職フェアへ!

保育課との対峙

 当日、事前申し込み制という事で、開場待ちはそんなになく、中の待合ベンチに座っていると、「今日のイベント参加の方ですか?」という係の人。

 周りの女性には声をかけていない。どうも私はただ間違えて入ってきた人と思われた様だ。

 参加票を見せると「ここでいいんですよね?」と私。

「失礼しました。」と係員。

開場が始まって、分厚い資料が入った紙を渡されると30分の講演会(?)。

自治体の保育園の園長と保育士のお話。参加している株式会社の担当者の話。

やっと待って各自説明ブースで受付をして下さいと。

私は一目散に自治体の保育課の人を探した。

私 「保育課の方とお話しがしたいのですが?」

「私は保育課の課長です。」と保育課長。

「私は今年度春季の保育士試験を合格して保育士登録中です。今日は就職を斡旋してもらう為に来たのではなく、保育課の方にお願いと要望を言いにきました。この区では、保育実習に関する協定を各養成校と結んでいますよね?でも、試験合格者に対する保育実習をする機会を提供していないのですが、斡旋してもらえますか?」と私。

「担当する者を呼びますのでお待ちを」と保育課長。

しばらく待つと女性が「お話し伺います。」と係員。

もう一度最初から説明すると「私どもでは斡旋は致しません。」と女性。

何往復のやり取りをして、これ以上は無駄だと理解して、

「でも、少なくとも私はこの区の納税者です。要望があってそういう制度を作る検討はして下さい。今回は自力で探します。」と言って会場を出た。

 もちろん、そもそも保育課の人間には、保育士試験制度がどういうものかなどわかっていないのだろうし、検討もしないだろうと思いながら。

 帰ると直ぐに、知事宛に要望書を送った。保育士試験合格者にも保育実習の機会を提供する制度を設けて欲しい旨を。

もちろん、無視されている事は言うまでもない。

 こんな状況が保育士になりつつ在る者に待ち受けているなど予想もしていなかった。

保育の世界を歩き始めた者を、待ち受けている大きな壁である。

 自力で探しますと言ったものの、何処も無い。しょうがないので、通えそうな隣接自治体の園にもメールを送ってみた。もちろん、養護施設も乳児院も。保育実習をやっていそうな所は全てである。

という事で、保育士の守備範囲は養護施設の職員も入っている事をご存知だろうか?

私は自宅近くの由緒ある養護施設にもメールを送った。

 しばらくするとボランティア担当の職員から返事があった。面接に来て欲しいという返事だった。

さて、今日はこの辺で。

文部科学省HPより



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