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じいじ 保育士を目指す! 保育士会の会報が届く

保育士会に入会して

 私は保育園に正規職員として勤務していないから、休職・非常勤扱いの月額400円でいいらしい。1月から会費をという事で、会報が送られてきた。

 私は、学会誌しか知らないので月報はA4サイズの数十頁の印刷物だと思っていたが、B5(B4 両面印刷の折り込み 2枚 を折ったもの)実質6頁だった。

基本、こんな研究会が行われ、1園での活動 一つの報告だった。

 当然、学会誌ではないから論文投稿はないが、研究会 要旨など研究会の中身については無かった。これは東京支部(保育士会の東京支部)の会報だからこういう感じなのか、保育士会の会報は存在するのか(?)どうかさえ知らないが、保育に関する有益な情報源としての会報という感じではない事はわかった。

 この会報作るのにも手間は確かにかかっているし、雰囲気がガリ版印刷の様で昭和の小学校、中学校で見た印刷物が、プリンタ印刷に変わった様なモノに思える。

 多分、学校等のクラスのお便りとか保護者の皆様へ的な印刷物に近いモノの様に思えるのだ。

 学会誌の月報の様な印刷物がいいとか言うつもりはないが、保育士会の保育に関する情報発信の部分も内向き内部ですらこの内容だとすれば、外部への発信は皆無だと考えていい。

 私はそこが問題だと思うのだ。外部への発信力を持つ為には、そもそも内部への情報提供や内容間情報の流通があって初めて、有益な外部への発信力が成り立つと思うが、そのベースがないのだ。

内向きの更に内向きの集まりに見えるのは私だけなのだろうか?

 保育士が、保育職各専門職が、園内半径数メールの世界に生きるだけで精一杯という現状は、その範囲外の他者に対して無関心という意味と世間の無関心は正比例している事と同義という事に気がつかないと、いつまで経っても専門職としての扱いは世間から受けないという意味だ。

 保育士が専門職としてこの社会での地位を獲得するには、内向きの努力と同時に外に向かって発信し、行動しない限り得られないという事実を知るべきだと思う。

さて、今日はこの辺で。

ガリ版印刷

謄写版(とうしゃばん)は、1894年(明治27年)、滋賀県東近江市蒲生岡本町出身の堀井新治郎父子がトーマス・エジソンのミメオグラフをヒントに発明、発売した簡単便利な印刷器のことです。和紙にパラフィン等を塗ったロウ原紙と呼ばれる原紙をやすりの上にのせ、「鉄筆」という先端が鉄でできたペンで文字や絵をかきます(この作業を「原紙を切る」と言います)。この部分は紙のロウがけずれ落ちて細かい孔がたくさん開き、「透かし」となります。

ガリ版伝承館

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