スタートアップにおけるCOOの役割について

投資家からスタートアップサイドに来て、約1年間経った。

COOという役割から営業面(売上目標)を主に負うのかなと想像していたものの、実際は下記のような時間の使い方になった。

①営業全般 40%
販売スキームの検討、初期顧客の獲得活動、現場でのプロダクト動作確認
②プロダクトマネジメント 30%
製品の不具合出し、顧客と仕様擦り合わせ(ネゴ)、開発項目の優先順位付け 等
③その他 30%
株主対応、展示会やメディア対応、社内のゴタゴタ対応

当初の想定よりも大幅にプロダクト(エンジニア)を見ることに時間を割くことになった。生粋の文系である私がディープテックと呼ばれる分野でエンジニアの皆さんをリードする立場になるとは夢にも思っていなかったのに人生とは分からないものである。

また何よりも一番、精神的に参ってしまうのは社内のゴタゴタへの対応で、想像以上に経営層間、エンジニア間と全てのレイヤーで想定以上にギクシャクしている。大企業での根回しや忖度に嫌気がさして、転職したもののスタートアップという小さな組織でもこのような根回しが必要なのかと、心が擦り切れる場面も多い。

少しずつ仕事も組織もチューニングしていきたいと思う。

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