肘の痛みが主症状の方へ

烏丸御池クラニオ治療院　院長の上原広一です。

前回、四十肩・五十肩について書きましたが、
今回は肩から先の肘の痛みについて書きますね。

肘の痛み

上腕骨内側上顆炎（テニス肘・ゴルフ肘）って？

テニス肘・ゴルフ肘ともよばれる上腕骨内側上顆炎（じょうわんこつないそくじょうかえん）は、手首を手のひら側に曲げたり、物をもって肘を曲げる力を入れたりする際に、肘の内側に鋭い痛みが走ります。

上腕骨内側上顆炎（テニス肘・ゴルフ肘）の症状は？

安静時にはほとんど痛みを感じませんが、ものを握って持ち上げる、タオルや雑巾を手のひら側に絞る、ロープを引っ張る、などの日常動作でも痛みを感じます。

どのような状況下で痛みが強くなる、あるいは軽くなるかは、個々の患者さんのライフスタイルや趣味などにより、大きく異なってきます。

日ごろからパソコンやスマートフォンに代表されるあらゆる携帯電話、ゲーム機などの長時間の使用により、指を曲げ伸ばしした時にも上記の痛みが現れる場合があります。

上腕骨内側上顆炎（テニス肘・ゴルフ肘）の原因は？

ゴルフのスイングやテニスのフォアハンドなど、スポーツで手首を曲げる筋肉を繰り返し行ったり、重い物を持って運んだり、ものを引っ張る作業が多かったりすると、肘の内側にある硬い骨の部分（内上顆）の回りにある筋肉の付け根（腱）が炎症を起こし、痛みを引き起こします。

年齢とともに筋肉の柔軟性が失われていくので、加齢によって筋肉が繰り返しの刺激に弱くなってしまうのも原因の一因です。

上腕骨内側上顆炎（テニス肘・ゴルフ肘）の治療は？

筋肉の使われ方のバランスが崩れている状態なので、先から頸椎及び腰椎、時によっては足の先までの状態を観察し、筋膜のリリースをかけていきます。

特に頭蓋骨と仙骨の歪みをなくして、す―とエネルギーが通りやすくすることで、身体は治癒力のスイッチが入ります。身体の可動性が上がり（動きやすくなり）、本来持っている自然な状態や形にもどるよう開放する手助けになります。

治療についての詳細は▶HPをご覧ください

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