喜怒哀楽の1つをお題に語りましょう。 またおこがましいお話ですか、何かしらご希望があれば、あなたの感情に沿ったお手紙(文章)を書かせて頂き、お届けしたいと思います。その際は熟慮し一生懸命書く所存です。 悩みがある方、時間を共感したい方、褒められたい方、怒られたい方(笑)、どなたでも歓迎致します。
一度お手紙を書かせて頂きます。
千葉市。 冷たい雨。 まるで冬。 金木犀も寒そうだ。 ちょっぴり感傷的。 天気雨みたいな、明るい空に降る雨は好き。 オフィスの窓から街を見渡せば、色とりどりの傘の花が咲いている。気のせいかな、歩く人もルンルン気分、傘を回しているよう。 車で外回り。 お昼休み。 小さな公園の駐車場。 椅子を倒して横になる。 車にあたる雨粒の 奏でる音が心地よい。 木々の葉も嬉しそう。 優しく目を閉じ想いを巡らせた。 傘。 今まで何回使ったんだろう。 記憶を辿る。 幼少期。 父親や母親
タイトルに従えば、あなたは金銭面では疑いのない成功者と言えます。 企業の役員、個人事業主、敏腕な士業、芸能関係、スポーツ関係、YouTuber。 例を挙げたらキリがありません。 庶民とは異次元の生活を送れますでしょうし、質素に地味に生活されている方も案外多いかもしれません。 ここでは以下について述べたいと思います。 1.今、考えること。見つめ直す。 2.この先について考える。将来。 3.本当の幸せを。縋る。 まず、1.について。 あなたは、生まれながらにして恵まれた環境だ
『なぁ、聞いてくれよ。』 『なんだい?』 『おまえはどうして働いているか考えたことはあるかい?』 『まぁ、人生の中でそんな物思いに耽る時間もあっただろうな。答えも見つからずすぐ忘れてしまうけどね。』 『うん。俺も似たようなものだ。でも、お金を稼ぐ、と言うのは答えの1つに挙がるだろ?』 『当然だよ。お金が貰えなければこんな朝早く起きて、バカな上司や客を相手に働きたくない。』 『それは、まぁ言い過ぎかもしれんが、俺らみたいな会社員は宝くじが当選したら仕事をすぐやめると
『なぁ、聞いてくれよ。』 『なんだい?』 『最近、妻が料理を手抜きしているんだ』 『そうなんだ。おまえまだ新婚だよな。』 『まぁ、まだそう言える時期だな』 『色々忙しいんだよ、大目にみてやりなよ。 おまえ、奥さんの手料理美味しいってよく言ってんじゃん。美味しければいいだろ?俺んちなんかもう三日前からずっとカレーだぜ。作りすぎた余り物。コクが深みを増すとか言ってるけど、下手したらおなか壊しそうだよ』一気に捲し立てた。 『すごいな。。』相手の家庭事情に絶句した。自分の発言はこの男
老人は自宅の窓から月を眺めていた。 理由はない。ただ時間をもて余していたのだ。 月は薄い雲の向こうにある。 しかし、満月で明るい。 ぼんやりと街を照らしていた。 おぼろ月。 この言葉が一瞬脳裏に浮かんだがすぐに取り消した。これは、確か春の季語だ。今は10月。自分自身を軽く鼻で笑う。 では、秋に見る 霞がかる月を何と言うのだろう。 真剣に考えてみたが思いつかなかった。 もし誰かに教われば、そうだ!そうだ!と、ありきたりの言葉なのかもしれない。 それにしても静かな夜だ。
既に公開している『雨傘』との関連は全くございません。とある私のしでかした下らない話の独り言です。 ある日ある時、私は会社の都合で大阪にいた。一週間の出張で、その日は金曜日。明日は千葉に移動するだけだ。ホテルのチェックアウトの時間にさえ間に合えば何時に出ようが良いわけだし、一番気が抜ける夜である。 頑張った自分の為?そんなに頑張ってないがまぁ一人打ち上げだ。ホテル近くで購入した酒とたこ焼きとケーキを持ち込み、ダラダラ深夜番組を見ながらそれらを喫していた。やがて画面には天
超音波、みなさんはこう聞いてどんな事を思うでしょうか?イルカやコウモリが出している声?妊婦さんのおなかから赤ちゃんを見る時の?そうです、それらは超音波を使っています。簡単には言えば超音波とは人には聞こえない高い音(周波数が高い音)、となります。たまに声を出さないで泣いている赤ちゃんを見掛けますがもしかしたら超音波の泣き声なのかもしれませんね。超音波は聞こえないだけで基本的な性質は我々の認識する音と同じです。難しいことは書きませんが音は振動により発生します。人は声帯を震わせ息を
では、続きを。正直無駄な時間を費やしている気がしてならない。しかし書き始めた以上仕方ない。 太陽系で1位2位の質量の大きい、つまり重力の強い天体に挟まれて公転する地球。それはつまり地球に衝突する可能性のある小天体から守られていることになるのではないだろうか? 以前、木星に小天体が連なって衝突したことは記憶に新しい。これがもし地球に落ちていたら間違いなく壊滅的だ。木星は地球の外を周りながらまるで掃除機の様に塵を吸い込み綺麗にしている存在だと私は思える。木星のその巨大な目(大赤斑
読者が居ようが居まいが、続きを始める。因みに今はシラフだ。木星と太陽と地球の関係。皆さんご存知のよう、太陽(恒星)を中心に惑星が回っている。その順は太陽に近い方から水金地火木土天…と覚えた筈だ。とある法則で、質量を持つもの同士はお互いを引っ張り合うという。その力は質量が重ければ重いほど強く、ここではつまり重力の事を言いたい。太陽は言うまでもなく非常に質量が大きい。その重力は強大で海王星や冥王星以遠にまで及び、太陽を中心に回るものは太陽の重力に捉えられていると換言できる。この太
少し前。今時分、木星が地球に近付いている時期だと知った。その情報は、仕事帰り渋滞した路をノロノロ歩く車の中で得た。ラジオの音声は疲れて虚ろな目で運転する俺の右耳から左耳に流れる。何気なく車窓から空を見上げると、偶然にも木星が見えた。成田空港に向かう飛行機と共に。何故すぐに木星だと分かるのか?それは学生の頃、天文に興味を持っていたからだ。あれから数十年、仕事や他に人生を費やしすっかり天文からは離れているが、代表的な星は今でも見分けがつく。木星と聞くと俺は昔から思うことがある。太
『非破壊検査』という言葉をご存知でしょうか?端的に、物を壊さず検査するということになります。業界から叱責されそうですが、知名度は低いでしょう。正直、私も入社するまでは知りませんでした。認知度に比例するように縁の下の力持ち、大切なインフラ設備の不具合を未然に防ぐ生業となります。機器や配管が破裂するなどの重大な事象に起因する最初の原因、つまり小さなキズの有無をあの手この手で調査します。1ミリ単位の微細なキズから対象になるため、知識と経験が非常に大切です。基本的に屋外作業で夏は汗だ