紅茶の香りと秋の夕方
週末の土曜日。
検定が11月に迫っている。勉強しなきゃ。
そう思いながらも中弛みの時期。
昨日から集中できない。
思い切って今日を衣替えと部屋の掃除、断捨離の日にした。
ひと段落したらもう夕方になっていて、
ベランダで紅茶を飲んだ。
ひんやりと寒い、秋の心地よさの中で
温かいバニラとシトラスのフレーバーティーが香る。
調香されているのでは、と思うくらいに心が満たされて、ときめく香り。
飲む前にゆっくり、何度か深呼吸してしまう。
外から聞こえる小さな子供の笑い声に癒されながら、うんと優しい音楽を聴く。
なんでもない時間。
ただ平日に好きな仕事をして、休みの日に小さな部屋で、ひとりで温かい紅茶を飲む。
健康な身体と自由な時間があることが、ありがたくて、しあわせ。
さて、秋の夜長、温まった心で今度こそ机に向かおう。
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