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税理士法人に転職するならやっぱり中くらいの税理士法人です。

どうも、ヴィレッジです。
今相続税対応と非上場会社がストックオプションを発行するための株価算定をやっています。
頭がこんがりがりそうだぜぃ!
会計士は会計士を名乗れるようになるまでに短答式試験、論文式試験、修了考査と、3回試験があるのですが、税務に関しては論文式試験で法人税・所得税・消費税を学び、修了考査で3科目にプラスで資産税を学びます。とはいえ、資産税は本当にさわりの部分だけなので、非上場株式の評価方法なんて何も知らないわけです。
その状態で、「非上場株式の株価算定お願い、資料はこのフォルダに入っているから。この本のここからこのページ読むとやり方わかるよ。別の案件で同じように評価した人は〇〇さんだから、作成資料とか聞いてみて。」と振られたので、ネットでも検索しながら、本もコピー印刷してメモしながら、この会社は中会社でLの比率は0.75になるな。業種目別株価等一覧表から数値を引っ張り出して、、、あれ比準要素数1の会社になるから、Lは0.25になるやん。。。とえぐい計算をひたすらやってました。まぁ、自分はこう言う振られ方が結構好きなので、伝えるべきことは伝えるけど放任の「やっといてね」スタイルはありがたいです。
相続税は相続税で土地の間口距離を出して路面価から土地価格を算定したりしています。
とにかく、試験でやっていないことなので、自分で調べて知識を蓄積していっています。まぁ、でも勉強って本来こういうスタイルですよね。誰かに「教えてください」と言ってその人が言ったことを覚えるのではなく、自分で知識を増やしていくというのがあるべき学習な気がします。その意味で学校のあるべき学習とは、生徒に授業を受けさせることでもなく、やりたいことをやらせるのでもなく、どんどんタスクを課して、生徒が自分で調べて知識とスキルを伸ばしていくことかもしれませんね。
まぁ、そんなわけで転職前に自分が思い描いていた「一つの分野に絞らず色んな仕事ができる環境に身を置きたい」という希望は見事叶ったわけです。
自分の希望が叶った理由は、自分の会社が40人くらいの中規模の税理士法人だということに尽きるでしょう。
大手だったら細かく縦割りになっているので、色んなことに挑戦したいという希望は叶いません。実際、自分の前職の大手監査法人は、一般会社の監査と上場準備会社の監査をどっちもできることや、一般会社の監査と学校法人やNPO法人などの金商法や会社法以外による監査をどっちもできることを売りにして採用者数を大きく伸ばしていました。(もう古いのかな?2020,2021年くらいの話です。)ただ、それでも同じ監査しかやっていません。会計士が独立して請け負う仕事の一つとしてデューデリがありますが、自分の前職ではデューデリをやりたいならFASに移らなきゃいけないというように縦割りでした。監査法人に入ったら本当に監査しかできず、それ以外のことをするためには社内転職する必要があったのです。
逆に小さすぎて5,6人の税理士事務所の場合、税理士は1人しかおらず、社長がジャイアンになってることが多いです。1人の傲慢な尖った社長と周りの空気が読める部下達という構図なので、社長がハズレだと転職するしかないです。
実際自分が入った税理士法人も創業者の人はパワハラ気質だったと古参の従業員の方から聞きました。
以上から、分野を絞らず色んなことに挑戦したい、けど上司がパワハラ気質であって欲しくない…という方は中規模40人くらいの税理士法人が当たりです。

なかなかないと思いますよ。
法人税・消費税もでき、所得税もでき、相続税もでき、株価算定もでき、デューデリもできるなんて会社。

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