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薄味の幸せ


私にとっての薄味の幸せ。
独占できる何かを見つけた時。

この頃紅葉シーズンで、名所には人がたくさん集まってるだろう。学生時代、私は休日は濃い味の幸せを得るために、友達や恋人と刺激を求めて遊びに行くことがほとんどだった。充実した日を過ごすことが義務であるかのように予定を入れまくっていた。
今日は暖かくて散歩に出たくて役場の近くの公園を目指していたら、役場の建物の影に隠れてたこの子。

ばっちり真っ黄色で見上げるほどに大きな木。
こんなに大きいのに役場の裏にあるから誰も気づかなそう。私だけの秘密な気がした。
パニックで遠出できなくても、綺麗な景色を見ることはできる。

「私にはみんなには薄味すぎて感じられない秘密の魅力を探すこと」を楽しんでもいいのかもと思えた。

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