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#2 適応障害になりました

前回の続きです。

やっと当日診察してくれる病院を見つけ、片道1時間弱かけて行った。めまいや喉の詰まる感じ、胸の苦しさが続く中の移動は辛かった…でも、これでこの不調の正体がわかる。そう思って動いた。

診断結果はうつ。
すぐに休職と抗うつ薬を勧められた。
けれど。私は納得できなかった。休日は普通に過ごせているし、ずっと落ち込んでるわけでもなく、この状態は異常であると自分で客観的に考えて認識もできている、仕事はできる。そう思って、勇気を出して先生に自分の気持ちを伝えた。先生からは、「早退や欠勤してる時点で職場には迷惑。そのまま続けてもまた休むでしょう。同僚にも嫌われるし、敵を作るだけだよ」と、当時の自分には受け止めきれないきつい言い方をされた。抗うつ薬を飲みたくないことも伝えたが、「薬は毎週増やす。最大量飲まないと効果がない。服薬無しで通院してもいいけど、100%治らないですよ」と。納得もしてない状態で処方箋が出た。私は悲しい気持ちで帰宅した。

先生の言いたいことはわかる。時には厳しさも必要だ。しかし、心が弱って受診してる人に対する言葉のかけ方ではないと思う。そこのクリニックに行くのはやめた。抗うつ薬も飲まず、翌日から仕事に行った。

だけどやっぱり体調は悪く、仕事もいつもの倍時間がかかる。集中できない、頭が回らない。体がとてつもなくだるい。喉になにか詰まっているかのような吐き気が続く。ある朝出勤の準備をしていると、涙が止まらずまた欠勤してしまった。午後から動けるようになり、他の病院に電話をかけて受診。先に検査があり、その後看護師から軽く問診があった。今1番なにができるようになりたい?という質問に対し、「仕事がしたいです」と泣いてしまった。そのまま医師の診察が始まり、事情を話すと「うつの可能性も否定できないが、聞く限りでは適応障害の可能性が高い。少し休んで様子を見よう」と。今回は納得して休職しようと思えた。職場に連絡し、休職することになった。休むことが決まって罪悪感もあったけど、ほっとしたような心が軽くなるような感じがした。同時に、明日からどうしたらいいんだろう…と不安にもなった。

これ以降のことも少しづつ書いていこうと思います。時系列がバラつくこともあるかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです!

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