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お休みしよう

授業が休めなくて、バイトが休めなくて、友達との約束を断れなくて…

心はいっぱいいっぱいで、もう余白なんて全然無いのに、追い詰めてしまって。

いや、授業もバイトも休んじゃだめでしょ笑
って思うかもしれないけど、いや普通絶対思うけど。今、私にはその決断力がとっても必要な気がする。

一度じゃなくて、何度も思うから多分本当に必要なんだと思う。

今日のお話。

悪夢に大汗をかいて、起きると乗る予定の電車があと10分で駅に着く時刻。

昨日もお風呂に入れなかったし、メイクも落とせなかったし、心もずんとしていて。
暖かい陽が差し込む部屋で、頭には霧がかかってた。

バイト行けない。
その一瞬の弱音の次には、
自分がもし休まれたら、今日混んでる日だったらどれだけ迷惑かけるか。
あの悪口が好きな人が言いふらしたら、店長まで行ったら。
不真面目な人というレッテルがつけられるんじゃないか。

不安が沢山込み上げてきて、昨日の化粧で前髪もベタベタなまま、駅までダッシュした。

何か着ないと、着替えないと。
ぼーっとする頭で必死に考えて。
もう訳がわからないけど、帰りは寒いだろうからとにかく厚着をして。
組み合わせもチグハグで、薄いセーターと厚いセーターを重ね着するというファッションセンス。
じゃあコート一枚羽織ればいいじゃん!
と思ったのは電車の中だった。

この焦燥感とぼーっとする頭と、心と体が一致しない感じが、すごく惨めでくるしい。

こんなギリギリで生きるくらいなら、だらしない子として生きるならいっそ死んでしまった方が良いんではないか。
こんなに必死で生きた先になにがあるんだろう。

でも、そんな飛躍した思考になる前に
休めば良かったんじゃないか。
あの時、あの時も、ってよく考える。
そりゃ毎回は休んでられないから、頑張るけど
今の半分くらい頑張ればいいんじゃないかって
そうすればもう少し生きやすいんじゃないかって
たまに思う。
それは、冬になると思う「北欧にオーロラ見にいきたいな、綺麗なんだろうな」
くらいの幻想に近いものだけど。

上手く休みが取れないのは、社会的に正しいことにとっても従順だからだと思う。
授業だってたまには休んでもいいし、友達との約束も体調が悪いなら仕方ない。
相手に気を遣わせる状況になるくらいなら、会わないほうがいい。
少し考えればわかるけど、
でもこれはなんなんだろう。
“責任感”が強いのかな、
“こう在りたい”が強いのかな

自分を過信しすぎているせいかもしれない。
自分1人でどうにかなってる訳じゃない。
みんな支え合って生きてることを忘れてしまう。
バイトも学校も、人間関係全部。
これも幻想かな、凄く綺麗事みたい。

でも、休んだ方が自分にとって良いと分かっている。授業に出席するよりも、もっと得られるものが大きいと分かっている。
そういう、本当にああダメだと思う時、
バイトに行くより友達に会うより絶対に休んだ方がいい。
お家にいて紅茶入れて、ジブリでも眺めてた方がいい。

この考えは誰かにとって甘えだろうけど、私にとっては救いだ。

もっと心に素直になりたい。

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