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介護士の新しい働き方

私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。
介護業界は、近年深刻な人手不足に悩まされています。厚生労働省の調査によると、2025年には約38万人の介護人材が不足すると推計されています。

この人手不足を解消するために、介護業界では働き方改革の取り組みが進んでいます。

今回は、そんな介護士の新しい働き方について、私の経験も交えながらお話ししたいと思います。

1. 選択的週休3日制


介護業界では、2021年4月から選択的週休3日制の導入が義務化されました。
選択的週休3日制とは、従業員の希望に応じて、週休2日制と週休3日制を自由に選択できる制度です。

この制度は、介護士のワークライフバランスの改善に大きく貢献しています。

週休3日制のおかげで、休日はゆっくりと趣味やプライベートを充実させることができます。

また、週に1日、仕事から離れることで、仕事へのモチベーションもアップしています。

2. テレワーク


介護業界では、テレワークの導入も進んでいます。
テレワークとは、オフィス以外で働く勤務形態のことです。

介護業界では、入居者さんの訪問介護やデイサービスでの勤務など、テレワークが難しい業務も多くあります。

しかし、事務作業や入居者さんの書類整理など、テレワークで対応できる業務も増えてきています。

テレワークを導入することで、介護士の働き方の選択肢が広がります。
例えば、子育て中の介護士は、テレワークを利用して、仕事と育児を両立させることができます。

また、介護士の資格を活かして、在宅で介護相談や教育などの業務を行うこともできます。

3. 副業・兼業


介護業界では、副業・兼業の解禁も進んでいます。
副業・兼業とは、本業以外の仕事に従事する働き方です。

介護業界では、介護士の資格を活かして、ライターやwebデザイナーなどの仕事をする人も増えています。

副業・兼業をすることで、介護士の収入アップや、スキルアップにつながります。

また、介護士の視点を活かした新たな事業やサービスが生まれるきっかけにもなります。

4. 介護ロボットやAIの活用


介護業界では、介護ロボットやAIの活用も進んでいます。
介護ロボットやAIを活用することで、介護士の負担軽減や、質の高い介護の提供につながります。

例えば、介護ロボットを活用することで、介護士の身体的負担を軽減することができます。

また、AIを活用することで、介護プランの作成や、入居者さんの健康状態の管理を効率化することができます。

5. 介護職員の多様化


介護業界では、介護職員の多様化も進んでいます。
外国人介護士や、シニア介護士、男性介護士の活躍が増えています。
外国人介護士の活躍は、介護業界の人手不足解消に貢献しています。

また、シニア介護士や男性介護士の活躍は、介護業界の新たな視点や価値観をもたらしています。

まとめ


介護業界では、働き方改革の取り組みが進み、介護士の新しい働き方が広がっています。

選択的週休3日制やテレワーク、副業・兼業、介護ロボットやAIの活用、介護職員の多様化など、さまざまな働き方が選択できるようになっています。

自分に合った働き方を見つけることで、介護士として働き続けるモチベーションを維持し、質の高い介護を提供することができるでしょう。

読者さんへのメッセージ


介護士の新しい働き方について、少しでも参考になれば幸いです。
介護士として働いている方や、介護士を目指している方は、ぜひ自分にあった働き方を見つけてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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