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今生きていることに、さりげなく感謝

今日も、入居者様の方々と穏やかな時間を過ごしています。窓辺から差し込む柔らかな光の中、笑顔で談笑する方々を見ていると、何とも言えない幸せな気持ちになります。

さて、皆さんにとって、「今生きていること」とはどのような意味を持つでしょうか?日々の忙しさに追われて、つい忘れがちになってしまうこの大切な命。

ふと立ち止まって考えてみると、実はたくさんの「ありがとう」に包まれていることに気づくのではないでしょうか。

小さな幸せの積み重ね


介護の仕事は決して楽ではありません。時に体力的に辛いと感じることも、精神的に落ち込むことも少なくありません。

それでも、入居者の方々からかけられる温かい言葉や、小さな笑顔を見るたびに、この仕事を選んで良かったと心から実感します。

先日、担当している90代の女性がこんなことを話されました。

「毎朝、目が覚めると体が痛くて、もう何もしたくないと思うこともあるの。でも、こうしてあなたの顔を見ると、なんだか頑張れるような気持ちになるのよ。」

90代の女性の言葉は、私の心に深く響きました。たとえ小さなことでも、誰かの役に立つことが、誰かに感謝されることが、こんなにも人を元気づける力を持っているのです。

感謝の気持ちを伝える


私たちは、日々の生活の中でたくさんの「ありがとう」を受け取っています。家族や友人、職場の仲間、そして見知らぬ人々からの優しさや思いやり。それらの全てが、私たちを支え、生きる力を与えてくれるのです。

しかし、忙しさにかまけて、つい感謝の気持ちを伝え忘れてしまうことも多いのではないでしょうか。

入居者様の方々と接する中で、私はいつも「ありがとう」の気持ちを伝えることの大切さを実感しています。たとえ一言でも、感謝の気持ちを伝えることで、相手との絆が深まり、より温かい関係を築くことができるのです。

今この瞬間を大切に


私たちは、いつ何が起こるかわかりません。明日も元気で過ごせる保証はどこにもありません。だからこそ、今この瞬間を大切に生き、周りの人々に感謝の気持ちを伝えながら、充実した毎日を送りたいものです。

おわりに


介護の仕事を通して、私は「今生きていること」の尊さを改めて実感しました。日々の生活の中で、小さな幸せを見つけること、そして感謝の気持ちを忘れずに過ごすこと。

それが、私たちをより豊かに、幸せに生きさせてくれる秘訣だと信じています。

皆さんも、ぜひ今日から「今生きていること」に感謝しながら、充実した毎日を送ってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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