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生まれて死ぬだけ、一生に深い意味はない?

老人ホームで働く介護士として、多くの入居者様と出会い、その人生を見送ってきました。

中には、充実した人生を送ってきた方、苦労の多い人生を送ってきた方、様々な人生を歩んできた方がいらっしゃいました。

そして、多くの方が人生の意味について考え、苦悩していることを知りました。

「生まれて死ぬだけ、一生に深い意味はないのだろうか?」

これは、多くの人が抱える普遍的な問いではないでしょうか。
私も、介護士として働きながら、この問いについて何度も考えました。

それぞれの「深い意味」


人生の意味は人それぞれです。
ある人にとっては、家族との幸せな時間かもしれません。
ある人にとっては、仕事で成し遂げたことかもしれません。
ある人にとっては、誰かの役に立つことかもしれません。
人それぞれに、人生に「深い意味」を見出すものがあるのです。

入居者様から教わったこと


入居者様の人生を見送る中で、私は大切なことに気づきました。

それは、人生の長さよりも、その人生をどのように生きるかの方が重要だということです。

どんな人生でも、そこに喜びや悲しみ、愛や憎しみ、様々な感情が存在します。

そして、それらの感情をすべて味わうことが、人生の醍醐味ではないでしょうか。

終わりに


人生に深い意味を求めることは大切です。

しかし、同時に、人生は意味がないこともあるということを受け入れることも大切です。

意味がないからこそ、私たちは自由に生きることができるのです。
自分の好きなことを追求したり、誰かを愛したり、自分の人生を思いっきり楽しんでいきましょう。

それが、人生に深い意味を与えるのではないでしょうか。

介護士として


私は、これからも入居者様一人ひとりに寄り添い、その人生を支えていきたいと思っています。

そして、入居者様が自分の人生に「深い意味」を見出せるよう、お手伝いしていきたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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