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チームで卒業式したら前向きに次のステップに進めた話〜送る側編〜

はじめに

こんにちは!デザインリードのつくもです。
今回の記事では、チームを離れることになったメンバーを卒業生と見立て、レトロスペクティブで卒業式をおこなった話をします。

私の所属する キラキラエネルギッツチーム (以下キラエネ) は、新プロダクトの企画開発を行うことを目的に集められたチームです。
チーム発足から約半年、プロジェクトオーナー・スクラムマスター・開発者 3人の計 5人で活動してきました。
しかしもろもろの理由から、3月末でスクラムマスターがキラエネを卒業し、別チームでプロダクトオーナーを担当することになりました。
ふりかえれば半年という短い期間ですが、キラエネは 1週間スプリントという短期間でサイクルをまわして成長しつづけてきました。
密度の濃い時間を共にした、お互いが唯一無二のメンバだと思っています。

そんなキラエネを支えてくれたスクラムマスターを労りたい!
そして少なからず不安を感じている新天地での活動にむけて、われらがスクラムマスターを鼓舞したい!
そんな想いから、5人で活動した最後のスプリントのレトロスペクティブで卒業式をおこなうことを考えました。

卒業式レトロスペクティブの作成

卒業式レトロスペクティブの進行

今回、いつもレトロスペクティブで実施している SailBoat を参考に、各ステップを卒業式を想起させるタイトルに変えてみました。
実際に以下のような進行で実施しました。

  1. 卒業証書を受け取る : チームの背中を押すものについて話 (5min)

  2. タイムカプセルを埋める : 残したいもの (続けること) について話す (5min)

  3. 角帽を投げる : 手放すこと (やめること) について話す (5min)

  4. 将来への不安 : 心配事について話す (5min)

  5. 卒業アルバムに寄せ書き : 感謝したいことをそれぞれで書く (発表含め 10min)

1〜4 は Miro に以下のようなプレイエリアを作成して実施しました。
(具体的なプロジェクトの内容などが書かれた付箋は隠しています)

1〜4 のプレイエリア (実際の様子)

5 では別エリアの卒業アルバムに、各々メンバーへの感謝の言葉を寄せ書きしました。

アルバムに寄せられたメンバー同士の感謝の言葉

実践してみて、5 の感謝の言葉をアルバムに書くフェーズが特に好評でした。
いつも感謝を言い合えるメンバー同士ですが、半年分の想いをさらに伝えられたのがよかったです。
また、キラエネでは 1週間スプリントを採用しているため振り返りも 1週間単位であることがほとんどでしたが、この機会に広い期間を振り返ったことで、チームが育ててきた長所やメンバーそれぞれのスキルアップが可視化できました。

この卒業式について、卒業した側のスクラムマスターの記事も近日公開予定ですので、ぜひ読み比べてみてくださいね。

おわりに

この日はチームメンバーの一人がおやすみだったのですが、後日プレイエリアの端に、VR 参加している当人が加わっていました・・・

VR 参加するチームメンバーの図

参考

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