【詩】ジグソーパズル
もしもこの世界が一枚の大きなジグソーパズルだとしたら、どんな絵になるのだろう?
私はジグソーパズルのピースの一つ
私のまわりには、私のかたちにぴったりと合った別のピースたちが取り囲むように存在している
でも本物のジグソーパズルとは違うところが一つだけある
そこがこの世界の面白いところ
それは、それぞれのピースがころころとかたちや場所を変えるところ
かたちや場所が変わるから、絵の模様も変わる
まるで七変化するように
自分のかたちが変わると、なんか収まりが悪くなってはみ出してしまう
自分のかたちは変わっていなくても、周囲のピースがかたちを変えてしまったら、やっぱり収まりが悪くてはみ出してしまう
居心地よく、収まるべきところに収まる方法は2つある
それは、かたちを変えることと、移動すること
かたちを変える場合
移動する場合
かたちを変えながら移動する場合
色々試行錯誤するところにこのパズルの面白さがある
本物のパズルと違うところは、かたちも場所も自由だということ
自分で決められる
もし今自分のまわりに空きスペースがあっても心配いらない
あなたがあなたのかたちでいれば、そのうちにあなたのかたちにぴったりなピースがどこからともなく現れる
そしてふと気がついたら隣にいて、あなたはきっと素敵な絵の一部になっている
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📖日だまり一首📖
決められる あなたの居場所 このパズル
変わる模様を 楽しむが勝ち
本物のパズルは場所も形も固定されていますが
私たちは自由。
常に変化し流動している。
合わない形、合わない場所に留まる必要はない。
このパズルに完成形はないのだから…
常に変化し進化しているのがこの宇宙。
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