靖子ちゃんの曲

私は昔は特に小学校の頃はJPOPが大好きだった。
前向きで明るい歌詞に期待を抱いていた。
ある時、10代も後半に差し掛かった頃に大森靖子を知った。
ウェディング・ベルのカバーから入った。
ウェディング・ベルはカバーなのであれだが、大森靖子の曲は明るい曲調だろうが、暗い曲調だろうが、とにかく私の人生・現実をありのままに、変に明るくなどせずストレートに歌詞にされている。つまり聴けばメンタルにグサグサ刺さってきて、聴き終わる頃にはズタボロにされるナイフのような曲だ🔪
ただナイフだからこそ私のリアルがリアルすぎていい。なんで知ってるの?なんで分かってくれるの?って思える曲なんてそうそうない。
たいていのJPOPは明日は希望に満ちているスタンスで曲になっている。
でも実際そんな人生を送っているのはアーティストか芸能人か社長クラスの人間だけだろう。
私みたいな平凡な庶民はそんな希望に満ちた明日なんてない。ただ昨日と何ら変わりない日常を溜息をつきながらこなしていくだけで一日が終わってしまうのを乗り越えているだけで、そこにほぼ無感情だが、恋愛なんかしてると絶望を裏切りを孤独を味わってしまうタイミングが時々来てつまらないから人生🟰クソという思考に至ってしまう。(全然言葉がまとまっていなくて伝わる気がしないが)結局、大森靖子の曲の歌詞には殆どの人が味わっているだろう現実や絶望や孤独や面倒くささや乙女心がリアルにそしてどこのアーティストの曲よりもふんだんに盛り付けられているのだ。つまり、控えめに言って最高だからリアルすぎて逆にその辺のJPOPより元気が出るから是非聴いて欲しい。

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