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【本レビュー】稼ぎたいなら読書後にアウトプット

Haruです。今日は、藤井孝一著『読書は「アウトプット」が99%』をご紹介します。

藤井氏は、大手金融会社でマーケティングを担当中に、週末だけ経営コンサルタントとして起業。その後独立し「週末起業」という考えを広めたという方。この本では、経営者・起業家目線で「読書」を紐解いています。

本書の結論としては、「稼げる人は、例外なく読書後にアウトプットをしている」ということ。「話す・書く・実践する」の3本柱で、具体的にどのようなアウトプットをしているかが書かれています。ここでは、具体的なアウトプット方法のうち「とっても斬新だな」と思った2つの方法:「読書会を主催する」と「著者に会う」についてご紹介します。


なぜアウトプットするのか?


アウトプットするのは正直めんどくさいですか?私も、ずっとそう思っていました…

私は、経営者の本をよく読みますが、「読書はアウトプットしてなんぼ」という本を何冊も読みました。各書に共通するのが、本は読むだけだと、内容をすぐに忘れてしまう。だから、アウトプットするのだということです。

また、人に内容を伝えられるようになって、初めて内容が自分の知識となるということが、どの本にも書かれていました。

誰も、時間がたっぷりあるから本を読むわけではありません。自分の命ともいえる「時間」をかけて、本を読むわけです。時間かけて読んだけど、覚えていることがゼロだと、自分の時間を無駄にすることに…こんなにもったいないことはない!

アウトプット前提の読書法は「乱読」

とはいえ、「本を読む時間を取るだけで精一杯だよ~」という方は多いと思います。そんな方に朗報です。「読書はアウトプット」系のどの本にも書かれているのですが、本を読む時間は最小限にすればいいのです。どの著者も30分~1時間で1冊を読んでいるようです。

本は全部読まなくてもいい」のです。目次を見て、まずは概要を理解する。そのうえで、大事だなと思うポイントや、自分が読みたいと思う部分だけを読んでいくのです。

私自身も、その読み方を実践していますが、内容はしっかり頭に入ります。逆に、細部をしっかり読んでいるうちに、「えっと…で、何に書かれている本だったっけ」となったりしたことがあります。なので、ポイントだけを抑えて読むというのは、とても効率的でおススメです。

本を最短で「乱読」して、生まれた時間をアウトプットに充てればいいのです。

アウトプット方法①:読書会を主催する

具体的なアウトプットの話に入ります。

冒頭で「話す・書く・実践」の3本柱で書かれているとお伝えしました。そのうち「話す」で、面白いなと思ったのが「読書会を主催する」です。

読書会とは、各自が好きな本を読み、読んだ本を紹介する会です。各自が話す内容を3点に決めて、読んだ本の「要約」、「何を学んだか」、「何をどう活かすか」を5分で話します。読書会が周りにあれば、それに参加するでももちろんいいです。もしなければ、仕事仲間やSNSなどで、自分が読書会を主催してしまえばいいのです

読書会以外にも「今日のできごとを話すように、本の感想を話す」という方法も書いています。家族や友人に、「そういえば、こんな本を読んで~」と感想を伝えるイメージです。もちろん、これも手っ取り早いのですが、Haru的には、相手が本に興味がないとあまり聞いてくれないということがあり…読書会であれば、本好きが集まる前提なので、より効果的かなと思いました。

アウトプット方法②:著者に会う

具体的なアウトプットの話2つめは「著者に会う」です。

「え、ハードル高そう」と思った、そこのあなた。今の時代は、「著者に会う」のは意外と簡単にできるかもしれません。

本の巻末に、著者の連絡先メールアドレスが記載されていたり、SNS登録ができる場合が、最近多いです。例えば、本の感想をメールやDMで送ってみるとか、セミナーがあれば参加してみるなどで、著者に会う、もしくは直接やり取りをすることは、意外と簡単にできそうです

なぜ会うのがいいのか…インプットする際は、関わる五感が多いほど、記憶の定着率が高いそうです。順番でいうと、書籍>音声>動画>セミナー の順で、定着率が上がっていくということになります。何らかの方法で、著者に会って実際に話すことで、本に書かれている内容が、さらに頭に入るのは間違いなしです。加えて、本の感想を伝えるなど、アウトプットできれば最高ですね。

Haru的補足

とはいえ、アウトプットはなかなか実行に移すのは、体が重いのではないでしょうか?アウトプットするのは結構エネルギーが必要…インプットだけでも十分なんじゃない…?なんて、いろんな思いが渦巻いているかもしれません。私自身がまさに、そのような思いに囚われて、行動が起こせなませんでした。

でも今は違います。こうして本レビューをブログに書けるまでになりました。どうやってここまで来かたというと…何度もスモールスタートをしては、中断、そして再スタートを繰り返してきました。

時系列で書くとこんな感じ。

  • まずは X で、読んだ本を紹介したり、自分の考えをつぶやいてみた。

  • 仕事が忙しくなり、X を中断。

  • アウトプット系の本を読み、再度一念発起。ブログを書いてみた。

  • X も再開してみた。

  • また仕事が忙しくなり、ブログも X も中断。

  • 別のアウトプット系の本を読み、夫に読んだ本の感想を話してみた。

  • ブログ、X ともに再開…

この結果、ブログを毎週書くまでになれました。

まずはやってみる。できなくなったら辞める…これを繰り返していけば、徐々に、自分が感じていたハードルが低くなっていきます。そして、どれだけ期間が空いても、再スタートすれば、継続したことになります!

まとめ

まとめると、本書では、

  • 本の内容を定着させるためにアウトプットをする

  • 読書会がなければ、自分で主催してしまう

  • 著者に会って、直接本の感想を伝えるのも難しくはない

ということが書かれていました。まずは、何でもいいので、自分でできる範囲のアウトプットからスタートしてみませんか?そうすれば、あなたも「稼げる人」への第一歩を踏み出せます!

Have a lucky day!


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