覇権
米中首脳が15日にサンフランシスコで会談するそうだ。
習近平主席がわざわざアメリカまで出向き、バイデン大統領と首脳会談するなんて超特大ニュースだ。
ウクライナ、パレスチナ、世界はすでに非常事態に突入している。
戦乱は収束に向かうことができるのか、極めて重要な局面での、事実上の責任者である超大国同士の首脳会談だ。
習近平の訪米は、大大大サービスと言える、敢えて火中の栗を拾うのは、それに見合う代価が確実である時のみだろう。
アメリカは打つ手打つ手が外れ、自分で自分の首を絞める状況になっている、その中でバイデンは任期終了を待たず途中退場も十分有り得る窮地に立っている。
ガチの国際政治は、打算と駆け引きのパワーゲームでしかない、言葉は後から付け足されるだけだ。
習近平も中国も、ここで誑かされてドジを踏めば、五年から十年足踏みさせられる結果となるだろう。
世界すでに動いている、ここで足踏みを強いられると、そのストレスで新たな混乱争乱が生まれてしまうに違いない。
世界のリーダーの新旧交代の局面と言える。
アメリカを軟着陸させ、再編再生に向かわせるには、どうすべきなのか?
アメリカは市民武装社会でありながら、南北戦争以後戦乱戦禍を避けることができて来た。
想像を超える類い稀なる豊かな大陸なのだろう、しかし矛盾と格差と分断は、もう限界に達している、ここで世界から一歩引き下がり内治に懸命に力を集中させねば、大混乱内乱は避けられないだろう。
トランプ、バイデン、老大統領の老大国、アメリカは老いて病んでいる。
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