藤田 備

74歳を超えました。 僕が生きて来て、感じたことや、誰かに伝えて置きたいことを、文章に…

藤田 備

74歳を超えました。 僕が生きて来て、感じたことや、誰かに伝えて置きたいことを、文章にしてみたいと思っています。

最近の記事

連続テレビドラマ

テレビもパソコンもない生活になってから、もう10年余り経つ。 スマホを持ったのは2016年、以来スマホが唯一の情報源で、日々の無聊を慰めてくれている。 SNSやGoogle検索以外は、中国語ネット社会に居る。 スマホでいつでも簡単に中国語ネット社会と繋がれるのは、大変ありがたく幸せなことだ。 こんなことができる時代になるとは想像もしなかった、科学技術・文明の進歩を本当に深く感謝している。 突き詰めて言うなら、ただ好きか嫌いかになるのだろう、好きで果てしなく好奇心に駆られる、

    • 民主主義って何だ

      腐敗、無知、無能、の政治を抱えるリスクは、限りなく大きい。 議員と官僚の、資質の重要性は本当に切実だ。 間接選挙による議院制民主主義政治システムでやっていけるのか、正直言ってあまり希望は持てない。 楽観はできないが、唯一の可能性の追求として、選挙での投票率を上げることしかない。 僕が生まれた時には既に現行憲法が存在していて、現行憲法の社会に、後から入れてもらったことになる。 余生何年か知らないけれど、もう大した年数ではなく、今さら改憲に加担しても無責任の誹りは免れない。 だ

      • 世界が呼んでいる

        考えて見れば、すごい時代に突入したものだ。 辺境の絶海の孤島の、ガラパゴス化した日本国も否応なく世界の激動に巻き込まれる。 無知蒙昧の日本原住民も、欧米に恋焦がれる欧米の走狗たるエセ開明派も、この世界の巨大な潮流には為す術がない。 閉塞と腐敗と無能の塊と化した、嵐の大海に漂う小舟。 植民地帝国の宗家たる英国が、女性首相を立て、EUから離脱し、インド系人を首相に据える、試行錯誤の迷走中。 欧州はまさに解決不能の四面楚歌、北海油田が枯渇し、アフリカが独立離脱し、ロシアと敵対し、

        • あなたが噛んだ小指が痛い

          コミニュケーションツールとしての言語で、文字の役割は小さくない。 アルファベット、アラビア文字、ヒンディー文字、漢字、、様々な文字の中で、漢字は一際異彩を放つ。 音声を表すだけでなく、文字そのものに意味がこもる。 視覚による直接的なコミニュケーションは、文明にどんな影響を与えたか? 日本において、漢字は支配階級のものだった。 いや、漢字だけでなく中国語そのものが、支配階級の言語だったようだ。 中国語を使う支配階級は、早く言えば中国人で、中国人というのは現代的な表現になるが、

        連続テレビドラマ

          チラシ印刷を頼みました。

          「せんきょにいこーポケットティッシュ」と一緒にチラシも手渡そうと思います。 スマホだけで何とか作れるものなんですね。 (表面) 選挙に行って下さい。 投票するのを忘れないで下さい。 選挙で投票することは、とても重要で大切なことなのです。 日本国憲法が規定する議会制民主主義政治システムは、国民が選挙で投票することを前提にして成り立っています。 国民有権者が選挙で投票しなければ、政治は民意を吸収できなくなり、正常に機能しなくなります、経済や社会も、まともに動かなくなります。

          チラシ印刷を頼みました。

          世界情勢2

          ロシアのプーチン大統領は世界レベルでの超一流の政治家だ。 あの悪臭紛々のいかがわしい安倍晋三元首相の招請に応じ、日露間の北方領土問題解決のために、わざわざ山口県の片田舎の山深い温泉地まで出向いて来る人間だ。 東京ではなく、山口県の長門市だ。 職務に真摯で、度胸も決断力もある。 イスラエルとのみ国交のある国、イスラエルとパレスチナとも国交がある国、パレスチナとのみ国交のある国、世界には三種類の国がある。 イスラエルと国交を断絶する国が増えるか?パレスチナと国交を結ぶ国が増える

          世界情勢

          ウクライナのロシア侵攻前2021年の、貿易相手国は輸出輸入共にトップは中国だった。 日本は10位にも入っていない。 非ヨーロッパ圏では近隣のトルコが輸出が3位輸入が7位となっている。 その他の貿易相手国は、ロシアを含めて殆どがヨーロッパ諸国だ。 日本が何故異常にウクライナにコミットするのか? ウクライナ戦争の本質は、ロシア対ヨーロッパの確執だろう。 勿論アメリカの影はちらついているが、ヨーロッパ特にドイツとロシアの軋轢が大きい感じがする。 メルケル時代は良好だった関係が、何

          非武装、平和主義

          国際政治の世界では常識だが、ウクライナ戦争でウクライナが降参すれば、イスラエルもアラブから退去させられ消滅する。 日米欧のG7悪辣帝国の終焉だ。 パレスチナの人々を救援したいのであれば、ロシアの行動を理解し支持する必要がある。 ウクライナ軍の西部への敗走がカウントダウンに入った。 日本は明治維新以後ずっと西洋を模倣し続けて来た。 近代化、現代化、先進化が即ち西洋化であるという、信仰に近い憧憬願望に捉われ、幻想を追って来た。 西洋文明の最大の欠陥は、独善的偽善的な暴力侵略性に

          非武装、平和主義

          お不動さま

          長い間考え悩んでいたことが、立場や視線を逆にして見ると、意外に今まで気が付かなかった盲点が露わになることがある。 主観というか自意識がなければ、主体的行動は成り立たないが、主観や自意識に支配翻弄されると、行動そのものに支障が生じ上手く行かなくなり、自己ジレンマに陥ってしまう。 あっさりと行動を自己放棄して、お不動さまにおすがりするのも決して悪いことことではない。 動かず、自他全体の形勢を冷静に眺める。 なぜ選挙に行く人が少ないのか? なぜ投票率が上がらないのか? どうすれ

          お不動さま

          一統天下と天下統一

          中国のテレビドラマ「大秦賦」を見終わった。 2020年末の公開だから、もうすでに3年経っていて、新作ドラマ紹介とはいかないが、感じること考えることが多々あって、一文を残して置きたく思った。 全78話で、通常の連続ドラマの40話前後を見慣れていると、かなり長くて見るのに疲れる。 語学力の制約があるので、古めかしい言葉を多用するセリフについて行くのはかなりしんどかった。 話の展開そのものは、よく熟知している内容で、その周辺の本もドラマもたくさん見ている。 なにしろ2000年前の話

          一統天下と天下統一

          ツイート再録

          選挙での投票率が、その民主主義政治システムの達成実態だと理解すべきだろう。 50%以下は、形骸化してもう民主主義政治とは言えない。 化石と化した民主主義政治形態は、権力と利権と権威の独占継続を計る、世襲化した固定階層の金城湯池となる。 強欲と腐敗と無知と無能と破廉恥が、跳梁跋扈する。 石川県選出の国会議員は7名、その内6名が自民党員だ。 安定多数の議席数を誇る政権与党の自民党籍議員が、7名の内6名を占める。 能登半島地震への対応は、自民党の真価を問われることになる。 政権を

          ツイート再録

          神様仏様

          元旦の神社参拝の長い行列には、ただひたすら日本人の敬虔な宗教心に感嘆するしかない。 僕自身は面倒臭がりでケチだから、誰もいない打ち捨てられているような小さな祠を見つけて、小銭を一枚投げ込んで、挨拶をする。 しかし、京都に住んでみると、宗教の偉大さをひしひしと感じる。 立派な古くからの神社仏閣は、宗教心によって、ずっと存続して来ている。 一般の家では、百年二百年が精一杯だ、この頃のカッコ良い家はおそらく五十年も保たないだろう。 長年風雪に耐えて存続して来た上に、今現在、縁もゆ

          515・226

          日本社会の深刻な状況から言えば、軍部の青年将校の軍事クーデターが起こっても、少しも不思議はない。 軍部内部の状況が一般社会と同様に惨憺たるものなのか、アメリカの統制が依然として効いているのか、それとも地球の反対側のウクライナ戦争やパレスチナ殲滅戦が影響を与えているのか、現実にはクーデターは起こされていない。 カチンコチンの権威社会である日本社会は、自己の行動を正当化するには、上級権威の神輿がいるが、その神輿が消失してしまっているのも事実だ。 安倍晋三暗殺から始まった一連の腐敗

          基本

          国際社会は国家と国家の関係によって成り立っている。 相互的に相手国を一つの国家と認め、対等な立場で国家関係を構築するのが、国家関係の原則だ。 ここに、パレスチナとイスラエルという国がある。 パレスチナとイスラエルが、お互いを国家として認め国家関係を構築しているかどうかは知らない。 もしお互いを国家として認めているなら、交戦権は存在するし、紛争の解決手段として戦争も行い得る。 しかし、お互いに国家として認めていなければ、軍事力によるバランスしか関係を安定させる方法はない。 隣

          外れ

          冬至までにウクライナ戦争は終わるだろうという、僕の予想は外れてしまった。 イスラエルによるガザ殲滅作戦が始まった時、これは確実にウクライナ戦争への圧力となり、戦争を止めるベクトルになるに違いないと感じたが、そういう展開にはならなかった。   ウクライナとイスラエルを戦線に固定したまま、欧米は消耗戦を続けるつもりのようだ。 アメリカはともかくとして、ヨーロッパのリスクは大きい。 ヨーロッパがこのリスクにどこまで耐えられるか。 来年3月のロシア大統領選挙まで戦争を引き延ばせば、プ

          棚からぼた餅

          政権与党や国家体制に、どんな圧力がかかると自浄作用が働き出すのだろうか? 選挙での投票率が55%で、議会で3分の2の勢力を占める政権与党の国家体制が、いかなる契機で自浄作業を開始するのだろうか? 腐敗と無能と無責任の岩盤体制から、自己自身による改善改革の芽が生じるのだろうか? 司法権が政権の頸木を撥ね返し、三権分立を回復して、政権をチェックし出したのだろうか? マスコミメディアが、厳しく政権を監視して、公正な報道に努め、国民世論形成に貢献したのだろうか? ネズミがプレゼント

          棚からぼた餅