マガジンのカバー画像

ヨーロッパにある私の地元

31
ヨーロッパのとある国出身の私から見た当時の景色や、経験してきたこと、そこから考えることをまとめます。
運営しているクリエイター

#帰国子女

ボランティアで通訳させられたのがトラウマ

私はトリリンガルであるが、小中学生の時、先生から「できるでしょ?」みたいなノリで現地学生…

宗教上の理由で志望校に受け入れられなかった話

進学先の候補私の地元では小学校5年生から次の学校へ進学する。成績の良さによって3つの種別の…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 -Ep.4: 地方分権編-

このシリーズは教育面でイメージの良い私の地元の学校制度の課題を指摘するものである。 地方…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 -Ep.2: 設備とリソース編-

前作の続きです。 私の出身国は国としてはかなり裕福なのに、なんだかそれに見合ったお金が教…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 - Ep.1: 社会階層の再生産編 -

このシリーズは教育面でイメージの良い私の地元の学校制度の課題を指摘するものである。 前回…

どこで生まれ育ってもルーツからは切り離されない

私は日本人として外国で生活していたが、様々なタイプの日本人と交流があった。 ハーフでほぼ…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 - Ep.0.5: PISAショックの思い出編 -

前作はこちら 相変わらず日本人と話しているとドイツの教育ってイメージがいい気がするのだが、フィンランドあたりと混同されてるのか?北ヨーロッパだから?あるいはシュタイナー教育とか独自の制度があるから?国のイメージがいいから? 私はみんながぼんやりと「ヨーロッパ=先進的=いい教育」という明治時代的なイメージを持っているだけなのだと思っている。 実はドイツ人も教育は高水準だと思っていた。 "あれ"が発表されるまでは… ドイツを襲ったPISAショック2000PISAショックは本

ヨーロッパの夏の風物詩

もう九月も終わりに近づいて夏が終わろうとしている。 日本には四季がある。 夏の風物詩とい…

2000年代の昔話 - 現地校で上級生が下級生の私足を引っ掛けようとするので踏んでみた …

最近フランスでいじめによる逮捕者が出たとちょっと話題になりました。 記事内には とあり、…

90年代初頭の地元はマジ後進国だった話 -スーパーマーケット編-

たまには昔話をしようと思います。 私の地元はヨーロッパの中でも経済的にも豊かな国で「昔は…

地元の学校を手本にしようとしないでほしい件 - Ep.0 小4の成績が将来の仕事を決める…

社会制度が比較的ちゃんとしているし、「教育もそんなに変じゃないでしょ〜」というイメージが…

運の善し悪しではない - 差別主義者は“ニューカマー”を的確に見つけている

私は実は日本人学校に通っていた時期があります。 そういう日本人コミュニティの中にいると何…