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【R太郎の雑談】1型糖尿病、発症前後のお話

どーもR太郎です。今回は雑談です。先月、1型糖尿病で10日間入院して、今日で退院してから1か月ほど経ちました。その前後の話を語っていこうと思います。


1.入院前の前兆

2023年9月頃に、のどの渇きがありまして(とくに夜中)その頃は「暑いからかな?」くらいに思ってました。それ以外の症状はなく普通に生活していました。

そして2023年10月、やっぱりのどの渇きがまだ続いて1日2L分くらいの水は飲んでました。そしてこの時期くらいから、風呂上がりによく足がつるようになりました。でも「運動不足だからかな?」くらいに思っていて、とくに病院には行きませんでした。

そして2023年11月、やはり前述の症状は続いて、それに加えて血がでるくらいの便秘になって、これはさすがにおかしいと思いました。友人や家族にこれらの症状の話をしたら、糖尿病じゃね?ってなり、薬局で売ってる尿で血糖値を測るキット(ウリエース)を買いました。測定結果が一番真っ黒のやつが出て、異常があることが分かって病院で診てもらうことになりました。

2.10日間の入院生活

病院の血液検査で血糖値が500くらいの結果(普通は血糖値100くらい)が出て、HbA1cも14%(普通は5%くらい)で、とくに食生活も乱れてなかったことから1型糖尿病と診断されました。先生から「今日から入院できる?」と言われてそのスピード感に驚きました(笑)が、そのまま入院することになりました。

■そもそも糖尿病とは?1型って?

名前は聞いたことあっても具体的には知らず、「そもそも1型ってなんぞや?」って感じでした。先生の説明のおかげで色々と分かったので、こちらにざっくりと記します。
糖尿病とは膵臓から分泌されるインスリンが機能しなくなり、血液のブドウ糖が分解されなくなり、高血糖になってしまうものです。高血糖の状態が長く続くと、血管に負担がかかり合併症(目や腎臓などに異常)にかかってしまうそうです。
そのため、糖尿病の患者さんは食事やインスリン注射などで血糖値をコントロールして、正常の血糖値を維持していく必要があります

また、糖尿病には2つの型があり、1型糖尿病と2型糖尿病です。
違いは以下のようです

  • 1型糖尿病・・膵臓からほとんどインスリンが分泌されない

  • 2型糖尿病・・インスリンが出にくく効き目が弱い

糖尿病の90%以上は2型糖尿病みたいで、自分はそちらではなく1型糖尿病でした。

ざっくりとした説明ですが糖尿病はこういった病気で、今後は血糖値をコントロールしながら生活をする必要があるってことです。(もう慣れたけどやっぱ注射がめんどくさいね・・)

■入院でやったこと

とくに手術とかはなく、朝昼晩に病院食を食べて以下のようなことをしてました。

・インスリンの注射のやり方を覚える

最初、「お腹にインスリン注射って結構痛いのかな?」と思いましたが想像よりは痛くなく、入院して3日程で注射もひとりでできるようになりました。打つタイミングは朝昼晩の病院食を食べる前と寝る前で、一日4回打ちます

・インスリンの注射単位のベースを見つける

インスリンの注射単位は単純にインスリン量のことで、これは人によって変わるみたいです。これが適正でないと、高血糖になったり、逆に低血糖になって冷や汗手が震えたりします。(実際何度か低血糖になりこの症状がでました。)
入院して7日ほどで先生の指示の下で注射単位のベースが見つかり、血糖値も100~200で安定してきて退院のめどが立ってきました。

・カーボカウント(食事コントロール)

栄養指導の先生から今後の食事についてのご指導を頂きました。重要なのは炭水化物(厳密には糖質)の量でそれを見積もることをカーボカウントと言います。退院してからしばらくは注射の単位のベースに合わせた食事をする必要があるため、今後の生活においてカーボカウントをしていく必要があります。

自分は糖質6gに対して1単位とのこと(人によって違うみたい)でしたので、例えばごはん200gを食べるとすればごはん200gの糖質は74gなので、約12単位ということです。そのため、ごはんやパンなどの主食の量を見積もり、その他のおかずの糖質も考える必要があり面倒そうではあります。。

ただ、栄養指導の先生曰く、「最初は主食のカーボカウントさえ外さなければ、他のおかずはプラスアルファ要素として考えればOK!」とのことなので、それほど難しく考えず、主食に気を付けてあとは試しながら慣れていくとのことです。
ただ、お菓子などは糖質を気にして食べないといけなくなったので、それがストレスでした。幸い、糖質がないチーズナッツカカオを多く含んだチョコ低糖質のお菓子などは注射を打たなくても血糖値に影響はないみたいです。実際、退院後それらのものを食べても血糖値は上がりませんでした。

・合併症がないか、眼科の検査など

幸い、合併症はありませんでした。入院中はかなり暇だったのでiPAD持ち込んで、ベッドの上でアニメ見たりゲームでひたすら時間を潰してました。(ドラクエV面白かった)

3.退院後の生活

のどの渇きがなくなり足もつらなくなり、10日間で退院でき、色々と必要なキッドを頂きました。食前の注射、寝る前の注射、低血糖のときの対処法、カーボカウントなどを今後の生活ですることになりました。退院から1か月経ちましたが、問題なく生活できて注射も慣れて、リングフィットで運動したり、朝昼晩と食べてます。(高血糖、低血糖に度々なったりしてますが‥)

今後は血糖値をコントロールしながら、来年から転職活動を再開していきます。(入院前から転職活動をしていて、その最中に糖尿病発覚)
色々と悩みも出てくるとは思いますが、今後もこういった記事をつらつらと書いていこうかなと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

【僕のX】 https://twitter.com/R11656617


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