猫カフェのお掃除ボランティアに行った話3。
1はコチラから。
2はコチラから。
また別の日、
オーナーさんが常にお店に出している猫ちゃんの紹介をしてくれた。
ほぼほぼエイズキャリアだった。
もともとエイズじゃなくて、あとからなっちゃったって猫ちゃんがほとんど。
「猫の予防接種とか、費用はどうしてるんですか?」と恐る恐る聞いた。
「そこまではしてないの。里親さんにそこは任せようかなって思ってる。」と。
「エイズ猫でも愛してくれる人がなかなか見つからないのよねー」と。
私は別の猫カフェにも遊びに行ってて、そこはエイズキャリア猫と病気じゃない猫ちゃんは別々の部屋で過ごさせていた。
一緒に生活させると猫エイズになってしまう確率が高くなり、そうなると里親が決まるのは難しくなるからと。
ボランティアに来てる猫カフェはみんな一緒くたに生活してるから、だからあとからエイズキャリアになってしまったのではないか?
オーナーもあとからなっちゃったって言ってるし。
オーナーに他の猫カフェでのやり方を伝えてみた。
すると、やはり気分を害したのか、
「そうなんだー、他の猫カフェとの繋がりないから分からなかった。 りょさんが猫カフェ経営した方が猫のためね^^」と。
笑っていたけど目は笑ってなかった。
やはりこのオーナーさん怖い(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
この日は私と別のまた新しいボランティアさんがいて、オーナーが開店前にまた身支度するので、少しみててと。
新しい人だけ残す訳にはいかず、この日も少しだけ店員さんみたいなことをした。
帰ります。と伝えに行くとオーナーさんは
「少し気分が悪いの。12:00まで寝たいからよろしくね」といって2階に行ってしまった。
その間もドリンクやらサンドイッチのオーダーが入る。
料金にワンドリンクついてるのでドリンクは必ず出さなきゃいけないことになっている。
でも私ともう1人はキッチンに入れない。
お客さんに事情を話し、オーナーが来るまで待って下さいと伝えたが帰ってしまったお客さんもいた。
調べなきゃいいものを、私はエゴサをしてしまった。
その日の口コミには店員の質が悪い、ワンドリンク付きなのに出してもらえなかったと書かれて悲しかった。
お金を出さないから無理強いできないと言ったのは誰だったのか。
レジ前に置かれている募金箱のお金をネコのおもちゃやら、カフェの装飾に使うより、猫のトイレを増やす方に使って欲しい。
猫がキッチンに入ってしまうと営業停止になると言いながら、キッチンまでふん尿されてるのは何でだろ。
密告したろーか!!!
猫風邪の子をお店に出さないで休ませて!!!
もうすでに多頭飼育崩壊してるから猫をこれ以上増やすのは危険って気がついて!!!
エイズキャリアの子と子猫が仲良しだからって、キャリア持ちの猫の乳首を子猫に吸わせてインスタに上げないで!!!
母乳は出ないかもしれないけど、感染するかもしれないのに!!!
3ヶ月がやっときたとホッとしてる。
オーナーさんは
「これからも続けてくれると助かるし、今度はキッチンにも入って欲しいなー」と言ったけど、
「ありがとうございました、今日でボランティア終わりにします」
と言って帰ってきた。
行くたびに気持ちが重くなった。
猫たちが可哀想に思えて、なんにも楽しくなかった。
猫たちはこれで幸せなのか、
可哀想と思うのは私のエゴなのか、
掃除は大変だったけど、それは嫌じゃなかった。
掃除の最中に猫たちが寄ってきてくれたからそれは嬉しかった。
ここは良くないところです!って私がどこかに発言して、それが大きくなって、この猫カフェが潰れたら、今いるものすごい数の猫たちはどこへ行くんだろう。
行くたびに猫が増えている気がした。
ほかの猫カフェ?
保健所?
一旦は保健所で里親探しをしてくれるだろうけど、里親が決まらない猫のその先には殺傷処分が待っている?
「じゃあ、りょさんが猫カフェ経営した方がいいね」って言ったオーナーの言葉を思い出す。
私にはその覚悟まではないからなにも言える立場ではない。
今もこの猫カフェのインスタは表向きすごく可愛い猫の写真が載ってるけど、闇深かったなと思う。
※画像を使わせて頂きありがとうございます!!!
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