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電車と言う名のきみ②

 間に合ったんだね。
今日もきみに乗れるなんて
信じられない。
 何度も いいことなんて続かないって
知ってるから まさかね。
 2日も乗れるなんて思わなかったよ。
神様に感謝だね。

おかえり。
じゃあ また 徒然に呟くかい?

そうやな、時間あるしね。やろうかな。
突然だけどね
急に このひとの歌声 聴きたくなった。
透明であったかくて もう癒されるな。


ん?
なにか あった?

ちょっとね。


やっちゃった
堪えきれずに言っちゃった
沸点過ぎて 爆発してさ

もうだめだ
こころが拒否してきしんでる
レモン水の苦き後味

もういいやん
なんて今は聞きたくない
ただただぬくき 母に逢いたい

そうなんだ
しろい顔して立っていた
髪を揺らして風がいったね

知ってるよ
きみのいいところ
言ってるよ
だいじょうぶやて ほら夜景がさ


ねえ なんかさ
今夜はやけに静かじゃん?
ん?違反はしない?そうなんだ

泣きなよと
騒音ばりの音立てて
守ってくれた夕べのきみよ

今更に
パワハラ男の品悪さ
あなたの夫世界一だよと
言ったあなたの姿追いし夜

宵闇に
灯り ちらちら瞬いて
きみのスピード丁度いいね

いつだって
寄り添ってくれ 怒ってた
旧知の友の やさしさ思う

きみのこころ 冷えたままでは可愛そう
ほら 足元を 温めてるよ

ありがとう
冷えたこころが あったまる
ダージリンかレモネードのにおいする

ほら今に
うらうら春日 訪れし
ワンピースならどこに行こうか


時には 電車くん 時には わたし。今夜は 周りを見る余裕なく
なのに なぜか電車は静かで 昨日のひたむきさが ないのはなぜ?
天満の喫茶店で 話したひとのこと。思い出すんだ。「あなたの夫さんは世界一だよ」と会うたびに言った。そうだね、品のないひとをみるとそう思うなんて ばかみたいだね。

なーんて 思いながら また電車くんと話しました。
なんか 後味の悪い夜だななんて思いながら
山や川や空を想う。ふるさとをおもう。
 やっぱり 会いたいなあと こんな夜はおもうな。。



  言葉に出せば 後味悪い。そんなこと関係なく 思いついたら口にする
人がいる。売り言葉に買い言葉なんて おとなじゃないでしょう。だから
 言わないけど あなたの暴言にはあきれる。
ほんとに関係なく 言い放つんだ。
品がないなんて考えないんやろ。そうやって多分 生きてきたんだろう。たまらん。悪いけど。


もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。