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夜中の独り言

背伸びしたって
わたしはわたし
あのひとにはなれない
そんなこと
わかってる

褒められたくて頑張っても
ふと気がつく
わたしはわたし
もういいよ
こころ緩めて
そっといようよ

なぜか必死に見て居たものが
ふっと
遠ざかる
喧騒が遠くなる
あれはなんだったの?と
苦笑いしながらあとずさりする影

居残りはもういいから

時々 キラリと光って
にやっと笑って
よくできたぞと褒めてやって
そう
思い切り愛してやれよ

ああ
これまでかなと思った後に
吉報とは。
よくしたもので 

歩き続けていれば
そんなもの
止まれば おしまい

疑いながら
少しだけ喜んだら
あっちも笑ってくれてさ
これがしあわせというものかい
なんてつぶやいてさ

目を閉じてみる

なんとかなるもんさ

どうにかなるさ

なってきたじゃないか

そうして 
振り返れば
ときを忘れて 
ときを意識しないで生きられる
日常

かすかなしあわせを
かみしめる
抱きしめてやれよ
今夜くらいはさ

あしたが 待ってるよ

歩き続けていれば そのときのしんどさなんてなんてことはないと
知る時が来る
歩いていてよかったと
知る時がくる

だから
思い切り笑って抱きしめてやれよ

もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。