とんだ 珍客。

夕べ 帰るとリビングの窓という窓が開いてます。
この寒いのに どうしたの?と聞くと 羽音がばたばた。
え?
「鳥さんが 迷い込んで出ないんだよ」と笑いながら夫が言う。
ん?
ばたばた、ばたばた。部屋中 狼狽した小鳥が飛び回り
ルーターを電線代わりに休憩しながら また飛び回る。
そして。

突然 静かになった。
やれやれ 出たかな。。ごはん たべよ。
でも なんか エアコンと天井の隙間に入ったような気もするけどな。

 そう思いながら 過ごした。
静かな夜を。

おはよ。
え?チュン チュン。さえずる声。ん?

 「どうも エアコンの上で寝たみたい。」
ああ そうだと思ったよ。
それから また 鳴きながら ばたばた。。
 「あなたが 出たら また 窓を開けて出すよ。」

 ちゃいろの 小鳥。
チュンチュン鳴いて 今も 困っています。
鳴かれる度に 返事をしてしまいます。
  カメラを向けると 素早く 逃げます。
 「騒がしいな 落ち着け」と夫が言う。
とんだ お客様です。

早く 飛ぶからわからなかったけど
きっと すずめかな。


もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。