森山 泉

note初心者です。わからない事だらけです。不備、たくさん有ると思います。どうかお許し…

森山 泉

note初心者です。わからない事だらけです。不備、たくさん有ると思います。どうかお許し下さい。 そして、読んで下さってとても嬉しいです。宜しくお願い致します。

最近の記事

ほらね やっぱり あったでしょ 綺麗な山が あるの 私 知ってるんだ

    • 波紋

      人は誰しも 水面に投げた石が波紋をつくり 最後は消えてしまうことを知っている。 波紋の大小、かたち 違いはあっても 最後は何事も無かったが如く 同化する。 けれど 人に投げられた石の先は 誰にも分からない。 波紋は取り込まれるのか 形を変えるのか 投げた人には分からない。

      • 本当はね あの木々の向こうには山が連なってるんだ 綺麗な山が 今日は雲ですっかり隠されているけれど 知ってるんだ 晴れたら見える すごく綺麗 見事に隠されているけど                       でも、知ってるんだ           本当は有るって事

        • あなたがその瞳に写し 差し出すものに 私は涙する。 その瞳の奥に潜むあなたを つまびらかにするあなたに 私は涙する。 あなたの強さに 私は涙し 洗われる。

        ほらね やっぱり あったでしょ 綺麗な山が あるの 私 知ってるんだ

        • 本当はね あの木々の向こうには山が連なってるんだ 綺麗な山が 今日は雲ですっかり隠されているけれど 知ってるんだ 晴れたら見える すごく綺麗 見事に隠されているけど                       でも、知ってるんだ           本当は有るって事

        • あなたがその瞳に写し 差し出すものに 私は涙する。 その瞳の奥に潜むあなたを つまびらかにするあなたに 私は涙する。 あなたの強さに 私は涙し 洗われる。

          もっと、もっと自分を解き放って そんなに自分に言い聞かせないで 自分を慰めないで 自分は恵まれているとか、 自分は‥ 自分は って‥ 比べないで そのままで あるがままで みんな違って みんな同じだからね。

          もっと、もっと自分を解き放って そんなに自分に言い聞かせないで 自分を慰めないで 自分は恵まれているとか、 自分は‥ 自分は って‥ 比べないで そのままで あるがままで みんな違って みんな同じだからね。

          私の心の中にあるのは扉じゃない。 蓋だ。 時々、沸々とその存在を奥深くから知らせる。 でも、蓋は開けない。 誰にも開けさせない。 開けたらどうなる? 想像しかけて、やめる。 苦しくなんかない。 それが私だから。 たぶん死ぬまで、そうだ。 時々、沸々。

          私の心の中にあるのは扉じゃない。 蓋だ。 時々、沸々とその存在を奥深くから知らせる。 でも、蓋は開けない。 誰にも開けさせない。 開けたらどうなる? 想像しかけて、やめる。 苦しくなんかない。 それが私だから。 たぶん死ぬまで、そうだ。 時々、沸々。

          ああ、言葉が見つからない。 どんな言葉? どの言葉? 言葉を手繰り寄せ、ほんの一文でもあなたに届けられたらと。 だけど、たったのひと言が一瞬であなたの心を重くしてしまう事もあるんだよね。 見つからないから、寄り添う。 あなたはありがとうと言ってくれた。 言葉はいらなかったんだ。

          ああ、言葉が見つからない。 どんな言葉? どの言葉? 言葉を手繰り寄せ、ほんの一文でもあなたに届けられたらと。 だけど、たったのひと言が一瞬であなたの心を重くしてしまう事もあるんだよね。 見つからないから、寄り添う。 あなたはありがとうと言ってくれた。 言葉はいらなかったんだ。

          外はとてつもなく静かで霧のような雨に包まれていた。 昨日カフカの“変身”を読み終えた。何日もかけて読み進んだせいか、主人公のグレゴールが私の心の中にすっかり住み着いていた。 私の中で確かに昨日、グレゴールが死んだ。 私に寄り添い、一緒に悼んでくれているような冷たく 優しい雨。

          外はとてつもなく静かで霧のような雨に包まれていた。 昨日カフカの“変身”を読み終えた。何日もかけて読み進んだせいか、主人公のグレゴールが私の心の中にすっかり住み着いていた。 私の中で確かに昨日、グレゴールが死んだ。 私に寄り添い、一緒に悼んでくれているような冷たく 優しい雨。

          息子が私の髪の隙間からほんの少し見えていた左耳のイヤホンの存在に気づき、一瞬、はっとした表情で私を見た。すかさず、イヤホンだよ、と言った。 ほっとしたような顔で頷いた。 補聴器?  たぶん、そう思ったのでしょう。 あなたの優しさが嬉しくもあり、ちょっぴり複雑な気持ちになりました。

          息子が私の髪の隙間からほんの少し見えていた左耳のイヤホンの存在に気づき、一瞬、はっとした表情で私を見た。すかさず、イヤホンだよ、と言った。 ほっとしたような顔で頷いた。 補聴器?  たぶん、そう思ったのでしょう。 あなたの優しさが嬉しくもあり、ちょっぴり複雑な気持ちになりました。

          真弓

             昭和三十五年    河原をとりまく青々とした木々のうちがわに降り注ぐ光が薄茶色の小石に反射して、あたりを一層明るく輝かせている。  暖かい陽の光に包まれて、ちょこちょこ移動してはしゃがんで遊んでいる。  上流から水が流れて来る。  ちょろちょろでもなく、ざーでもない。  丁度いい感じの流れ。  手首まで入れなくても川底に触れられる。  指先でかき混ぜると透明だった水がたちまち白く濁る。  茶色ではなく真っ白に濁る。  浅い川底に溜まっていたのは泥ではなくて、湯の花だ。