薬(医)食同源と選食力



クスリや医学で病気が治らなければ日常の食べ物でも治らない、逆に食べ物で治れば医学は要らないという思想である。つまり、もともと食べ物だけで人間は成長してゆくことができる生き物である。したがって食べ物は大変重要であり体にとって良い物を選ぶ力、つまり選食力が親子に無くてはならないものである。食べ物には栄養機能、感覚機能がよく知られているが、最近になって生体を調節してくれる第三次機能が注目されるようになり、その機能を強化した食品、つまり機能性(表示)食品が市場に出回るようになったのである。むかしの親が子育てのときに偏食する子どもに「これは体によいからクスリと思って食べなさい」と言ったことを思い出す人が多いはずである。今でいう選食力のことを指しているのであろう。今回、コラムを掲載する機会を得て、超うれしく思っている。内容は主として食品専門分野に限られるが、お付き合いをよろしくお願いいたします。趣味の一つにカエルの置物の収集があり、大小合わせて1000個はあり、顔もよく似てきたのでペンネームとして月光仮面をもじった「月光カエル面」とします。              月光カエル面

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