きみの友だち/重松清

なんか温かくて、でももどかしくて、悔しいような?羨ましいような。

うん、恵美ちゃんはほんとうに素敵な人だなぁ。かっこいいなぁ。
周りの人から見たらつまらない、勿体ないと思われることもあるんだけど、本当に大切なものを見つけているの。

いつかの夏休み、これを読書感想文の題材に選んだ。
その時の私はどんな「きみ」だったのかな。今よりもっと弱くて、ほんとうに大切なものなんて分かってなくて、でも生きてたんだよね、頑張って。今も分かっている訳ではないけど、色んな捉え方ができるようにはなっている気がする。

子どもができたら読んで欲しいな。子どもだけじゃなくて、この星で生きる全ての人に、強く逞しく自分のままでいいんだよって伝えたい。

久しぶりに重松さんの本を読んだけど、温かくなる。答えはなくても、寄り添ってくれる。そんな、オハナシ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?