見出し画像

日々徒然日記 NO.6

さて、葬儀が終わり、初七日も終わり、改めて遺産分割協議をすることとなりました。

まず、現時点で分かっている範囲で遺産分割協議書(初仕事!)を作ってみました。
ちなみに、遺産がどのくらいであっても割合は姉が半分(2分の1)、残り半分を私母と叔母で半分ずつ(4分の1ずつ)で相続人の間では決着がついていましたがここで横槍をいれてきたのが自筆証書遺言を預かっているといった従兄弟長男です。

開示請求するから遺産分割協議書に署名・捺印するのを待ってほしいと。

まあ、これは仕方ないと思ったし、改めて財産目録を作って遺産の総額を確認しなければならなかったし、この時点ではまだ相続人の間は平和だったしで、開示されるのを待つことにしました。

その間、こちらは銀行に行って口座等を調べてもらい、並行して法務局で法定相続情報一覧を作ったりして待ちました。思ったより早く銀行の残高証明がとれたのでのんびり待っていると何故か従兄弟長男から遺産の総額を教えなければ開示しないという連絡が来ました。
と、いうことは。この時点では彼はまだ何もしていなかったということだが。
まあ、困るものでもないし姉と母に確認して義兄にお願いして金額を伝えましたが、ここから叔母一家が狂っていきました。

残高証明書をとって分かった事ですが、思っていたよりも金額がかなり多かったのです。
祖母は痴呆が始まって大分たっていたし、口座開設していても誰にも言わずにいるだなんてよくあることだし、想定外の金額になってしまったけど相続人の間に文句がなければこのまま分割協議を進めればいいだけだしと、気軽に考えていました。
ところが、金額を知ってから何故か叔母が従兄弟長男を通して文句を言ってくるようになったのです。

この大金が入った口座を私たち一家が隠していた、隠したまま分割協議を進めてこの大金全部持っていくつもりだ、これは詐欺だ、生前の生活について使ったお金も全て返せ、寺に寄付したお金は横領にあたる(生前非常に信仰心の深い祖母だった)、葬儀費用も(水増しで)横領した、施設費用も(水増しで)横領だ、土地・建物の管理費と建物取り壊しにかかった費用も(水増しで)横領だ、犯罪者一家だ、領収証を全て出せ、各所に確認してやる、祖母の子は私母と叔母の二人で相続人は2だ、養子の姉夫婦なぞ存在しない、こちらの言い分を何も文句なく聞くなら自筆証書遺言を開示してやる、覚悟しておけ。
嘘のようですが、本当に言われました。

そして、本当に各所に確認していました。
建物解体業者の社長さんからも連絡を受け(あらかじめ確認したい人が行くかもしれないとは言っていた)、施設からも連絡を受け・・・もう本当に恥ずかしい限りだったのに、葬祭場からも連絡を頂いた日には消えたいくらい恥ずかしかったです。

生前の生活や死後の事については祖母の意志の基、きちんとした手続きをして成年後見をしてもらったというのにこの云われよう・・・。
しかし、考えてみれば従兄弟長男は相続人ではないので無視して進めようと叔母に連絡をすると、
「従兄弟長男のことは私(叔母)の代理人と思ってくれてかまわない。」
というメールが来ました。
だったら委任状を出せと言えばよかったのでしょうがさすがにもう頭に血が上って冷静に返すことができず、これはもう行政書士では無理だと判断し、弁護士の力を借りようという事になりました。

ここからまだまだ叔母一家は狂っていくことになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?