着用汚れはその日のうちに…
こんにちはものぐさ和裁師です^^
立夏に入り望月も過ぎて5月も半ばを超えましたが、今日も日中は暑かったですね
単衣の襦袢を着用していましたが、そろそろ盛夏用に移行していきたい心持ちです。
今日は着用後のお手入れ。
薄化粧の私はファンデーション付けません。
愛用しているものは資生堂さんの『おしろいミルク』という画期的な日焼け止めとフェイスパウダーのみです^^
それを首まで付けるのでどうしてもお襦袢には汚れが付いてしまいますね。
今日1日の着用汚れがこちら↓
分かりやすい様にトーンを上げて写真を補正しました。
実際はもっと汚れが目立っているのですが
分かりにくいですね(^^;)
この汚れを愛用の『ベンヂン』で。
こちらはドラッグストアで安価で購入できますよ✳︎
ベンヂンを不要な布にたっぷりと含ませて(手荒れに繋がるので気をつけて)
汚れた部分に優しく撫でつけます。
すりすりすり〜♩
※慣れない方は目立たない部分で使用具合を確かめてからトライしてみてくださいね
ベンヂン使用後がこちら。
(こちらも汚れが分かりやすい様にトーンを上げて写真補正しております)
ぱっと見分からない程度に汚れは落ちてくれました!
着物の応急処置といえばベンヂン様々であります。
何でもかんでもベンヂンというわけではありませんから、汚れの原因がわかっておればそれに合わせて応急処置をします。
軽い汚れは上記の様に自宅でお手入れできますが、
正絹の着物等、自宅でのお洗濯不可能な着物の汚れについてはかなり慎重に判断しなければいけませんが、
正絹ですと恐らく殆どの場合素人さんには判断不可能かと思われますので
付いてしまった汚れは専門家に相談されるのがベストでしょう。
こういう観点から考えても着物を普段から着ている方の努力って凄いですよね。
物の扱い方も人との接し方も常に配慮が必要という事ですね。
というわけで今日のこの辺でお暇いたします^^
ものぐさ和裁師でした🪡