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閑話 攻撃性をあおるコメントにも「いいね」を押して、ファンを煽ったヤマカイ

ヤマカイはバレエ雑誌で若い読者に向けて本を薦めたり、悩み相談にこたえて、人の心理を説いています。それは彼がYouTuberとして実行していることでもあります。

①「1分で話せ」(伊藤洋一著)からは「プレゼンの最大の目的は『相手が実際に行動に移すことにある』」(2021年3月号より)

「人を動かす」(D・カーネギー著)からは「相手に興味を持ち、自分(相手)の存在が重要であると感じさせる」(2021年1月号より)

③「発表会で役をもらえなかった友達から無視されるようになった」という読者からのお悩み相談にはこう答えています。
「自分の気持を相手に繰り返しアピールすることが大切。人間の心理現象のひとつに、『くり返し接しているうちにどんどん親近感がわいて好きになる』という単純接触効果というものがある。」と。(2021年3月号より)


以上のことからでしょうか、ヤマカイは良いコメントも悪いコメントにも「いいね」を押す、と彼は言っています。
そうするとファンは「ヤマカイが私のコメント読んでくれてる!」と喜んで、よりヤマカイに親しみを感じるからだと思います。

今回のネットリンチでは、それがかなり悪く影響しました。

「2人(※ヤマカイとネレアさん)と65万人(増えていたヤマカイの登録者数)で1人(ヒューマ)を殴るの、最高だね。」
このコメントが本気でそう思っているのか、嫌味でそう言っているのかわかりません。
けれども、ヤマカイは「いいね」と同意するのです。


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