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無題

何気ない毎日
いつもと同じ一日

でも それは かけがえのない時

愛する人よ
今思えば そんな日が
どれほど 大切な時であったか

人は すべてを失ってから
そのこころに はじめて痛む

死は 永遠の眠りなのか

わたしは 古橋を渡り
何度も 愛する人と 繋がろうとした

けれども それは 夢幻のごとく
また 水泡のごとく 淡く消え去ってしまった

もう二度とは 戻らない あの日

それは わたしの記憶のなかだけに
大切にしまわれている

たいいりょう

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