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私が音楽に向いていない理由

私は音楽が大好きです。
そして、子供の頃から割と音楽の時間のだいたいの事、歌う、弾く、吹くなんかも周りの人よりちょっとだけ得意でした。
きっとそこから勘違いの始まり、、でもやっぱり好きこそなんとかでした。中学校ではクラスで合唱で歌いたい曲の合唱の楽譜が無ければ、ピアノの楽譜から音を拾って合唱アレンジをしたり(たいしたものではなかったけど、ハモってはいました^_^)
ピアノの弾けないし、楽譜もろくに読めないのに、伴奏者に立候補!担任の先生がものすごく心配する中、毎日猛練習して当時止まらずにちゃんと弾ききったり。
高校に入学して1日目に音大に行きたいです!と音楽の先生を訪ねて、進路指導の先生にピアノを今からじゃ無理だからと言われるともっと、やる気になって現役合格を条件に反対する親を説得してチャレンジ!毎日8時間以上の練習と、昼休みも返上して楽典や和声の勉強して音大に入ったり、とにかく私のやる事は無茶苦茶です。
そんな大好きだったはずの音楽だったのですが、向いていないと強烈に思ったことがありました。

それは、、、孤独です。
わざわざ音楽の学校に行ったわけですから、当然専門性は高まります。音大生はとにかく忙しい。バイトなんかやっているとレッスンについていけません。しかし、作品を作る、練習をする、とにかく孤独な時間が多いのです。元々寂しがり屋な私は、とにかく一人が苦手です。別々なことをしていても部屋に誰かにいてほしかったりするぐらいです。そこなんです。作品を作るために数週間部屋にこもる、それが本当に苦手でした、誰かに会いたいなー、話したいなーとかいつも思っていました。

今でも音楽を続けている友人と話す機会がありました。彼は「ピアノとパソコンがあれば、ずーっと一人でいられる」と。これか、、、私が継続出来なかった理由はもちろん他にも沢山あります。でも、私にとって長い時間一人が耐えられないというのも大きいものでした。

そして最近、この寂しがりな性格は音楽だけではなく、色んな事に影響している気もしています。本当に孤独に耐えられるような強い人間になりたいは永遠のテーマです。

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