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イベントストーリー11『三姫神襲来~大逆罪の業火~』前編

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イストミアによるオーフェル復活の計画は失敗に終わったが、新たな三姫神、チィリスが現れた。
引き続きガルダ国と手を組むチィリスであったが、過去に十賢人との戦いで受けた傷がまだ十分に癒えていないため、
まずは配下であるフェルトを空域に放つ。


ヘルバード
「三姫神の1人であるチィリス様のお力を借りられるとは光栄です。」

チィリス
「イストミアが不甲斐なく申し訳なかったですね。」

チィリス
「あの女のぬるいやり方は好きではなかったので、いなくなって好都合です。」

ヘルバード
「今回もカオスグランが見つかった場合はお譲り頂けるという事でよかったでしょうか。」

チィリス
「いいですよ。」

チィリス
「グランを集めて《オーフェル》を復活させる事も大事ですが、体の奥底からジンジンと興奮させてくれるバトルを渇望しているのです。」

チィリス
「私を満足させる事ができる強者が集まる場を提供してくれれば、それで良いのです。」

チィリス
「この空域には強者が集まるという情報は本当でしょうね。」

ヘルバード
「はい、厄介な輝竜艇団が多く集まる空域です。是非チィリス様の力で沈めてくださいませ!」

チィリス
「楽しみね。」

チィリス
「まだ、当時の十賢人たちと争った際の傷が癒えていないので、もう少し傷を癒すとするわ。」

チィリス
「それまでは私の部下である『フェルト』が輝竜艇団たちの相手をしてあげるわ。」

チィリス
「私が完全復活した時には、当時の十賢人たちのように地獄の業火で灰に帰してみせましょう。」



サーシャ
「おいおい。またガルダ国が動き出したというのは本当かっ!?」

リリィ
「ガルダ国、、、ガルダ国ではない、より大きな力の存在を感じる。。。」

サーシャ
「本当かっ!!」

サーシャ
「リリィの直感は的中するからな。。。嫌な予感がする。」

ルミナス
「リリィちゃんの予感は当たっていると思うよ。」

サーシャ
「と言うと?」

ルミナス
「今回も三姫神が関わっているようなの。それも三姫神の中で一番戦闘力が高く、凶暴だったと恐れられていた神・・・」

サーシャ
「三姫神・・・また神が相手か。厄介だな。」

リリィ
「チィリス・・・」

ルミナス
「!?」

ルミナス
「リリィちゃん詳しい!どうしてその名を?そう地獄の業火を扱う不死鳥のチィリスよ。」

ルミナス
「古い文献にもその恐ろしさが記されていたよ。」

リリィ
「チィリス・・・当時の十賢人の。。。ファルラン、クーリオの2名が殺された。。。」

ルミナス
「!?・・・今回はそうはさせないよっ!!」

サーシャ
「そうだな。思い通りにはさせまいっ!!」

サーシャ
「今回も神が相手・・・厳しい戦いになりそうだが、いくぞっ!!」


このイベントが開催されたのは、2016年9月10日から。


二人目の三姫神、チィリスが表舞台に登場、今回もガルダ国と手を結んでいます。
「争いの絶えないこの世界を創世し直そうとしている」とありますが、事実、禁断の一族による統治が終焉を迎えた後のグランディール暦において、四百年以上に及ぶ戦乱の世が続いていました。
世界を一度リセットして創世し直すというのはオーフェルなら可能であるため、三姫神はその為にオーフェルの復活を目論んでいます。
絶対的な力で世界を支配しようとするガルダ国と、世界そのものを創り変えようとする三姫神及びオーフェルは、本来なら相いれない存在であると言えますが、
この時点でガルダ国側がそのことを把握していたのかは謎ですね。

チィリスはイベントの報酬ユニットとして実装されています。


三姫神『チィリス』。
イストミアと同様に、凛華たちのグランの力を利用してオーフェルの復活を試みるものの、その計画は今回も失敗に終わります。
ストーリー中での発言からして、三姫神の中で最も高い戦闘能力を持ち、本人も好戦的である様子でしたが、優しい心の持ち主で不器用な性格……と書かれていますね。
この時点では、まだ主人公達とも敵対していることもあり、その辺の性格が表面に出てくるのは大分後のストーリーとなります。

過去の戦いで、当時の十賢人のフェルラン、クーリオを斃しており、その時に受けたチィリスの傷もまだ癒えていませんでした。
もう少し傷を癒す必要があるという発言から、おそらく、つい最近まで封印されていたので、復活した後で再生に時間をかける必要があったのかもしれません。

また、記憶を失っているはずのリリィが数百年前の戦いのことを思いだしていると思しき場面もあり、前世の記憶であるのかは定かでありませんが、三姫神と十賢人の戦いを見知っている様子ですね。


ストーリー中で言及されているチィリスの配下、フェルトは後に冒険イベントでユニット化しています。


嵐獄の門番『フェルト』。
外見はチィリスと瓜二つですが、チィリスが火属性であるのに対して、こちらは風属性。
元々は悪戯好きな妖獣であり、人の姿形を真似る能力を有していたことから、チィリスに仕えるようになってから、チィリスの姿を真似ていると推察できますね。

イベントの特効ユニットとして、ラビネール、タクミも実装されていました。


火消の拓『タクミ』の方は、今回のボスであるチィリスが火を操ることに関連する発言があり、水を操る消防士らしきキャラクターですね。

ラビネールの方の詳細はこちら。


不思議の世界のラビネール。
(珍しく、名前が『』で挟まれていません……)

『不思議の国のアリス』の時計を持っていたウサギがモチーフですが、白いウサギを追いかけていって『ワンダーワールド』に迷い込んでしまった際に融合してしまったとあり、アリスの方もモデルになっていることがわかります。

『不思議の国のアリス』がモチーフになっているキャラクターは後のイベントでも登場していますが、その際に出てきた国はワンダーワールドとは別物でした。
時計を持った兎のような人物も登場しており、モチーフが被っていたりします。


ストーリーには直接出てきませんが、追加のレアなレイドボスとしてラータルが乱入していました。



チィリスがまだ傷を癒している隙に、空域の宝を奪うために動き出していた模様。
ラータルの詳細がこちら。


神出鬼没の怪盗神『ラータル』。
お供の白鼠の名前は、チュー太。
モチーフとなっているのは鼠小僧次郎吉ですね。
盗んだ金品を貧者にばらまいている義賊でもありますが、その一面はあまり知られていないとのこと。

子年に因んだイベントが開催された際は、ラータルもまたレイドボスとして再登場を果たしています。

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