見出し画像

イベントストーリー12『魔王討滅戦』 

前の記事

輝竜艇団と魔王オーガ・ヴァルジードとの交戦の最中、
態勢を整えているルミナス達の前に突如、もう一人の魔王、ルキアが現れた。


サーシャ
「くっ・・・、損害状況を報告せよっ!!」

サーシャ
「魔王オーガ。なんて強さなんだ・・・」

ルミナス
「一先ずの勢いはおさまったようだけど、第二波に備えて体制を整え直さないとね!」

サーシャ
「そうだな。救護班はけが人の手当てを頼むっ!!」

ピカッ!!ピカッ!!ビカビカビカビカ!!

ルミナス
「キャッ!!なに??」

ルキア
「警護が手薄じゃな。こんな簡単に中心部に侵入されるとは、先が思いやられるぞ♪」

ルミナス
「あなたはっ、、、魔王ルキアっ!!」

サーシャ
「なに!?ルキアだって!!」

ルキア
「おいおい。呼び捨てはダメじゃろ~。ルキア様と呼ばんとな。」

ルキアがルミナスにゆっくりと歩み寄っていく。

ルキア
「そうじゃろ、十賢人よ・・・」

サーシャ
「離れるんだっ!!」

サーシャ
「はぁぁぁーー。覇髪流・隠ノ太刀っ!!」

サシュッ!!!ブワンッ!!

サーシャの一閃は空を切り、ルキアは姿を消した。

ルキア
「お前たちとのバトル、楽しみにしておるからの♪」

ルミナス
「・・・」

ルミナス
「魔王ルキア・・・何か、オーガとは違った底が知れない恐ろしさがあるね。」

サーシャ
「そうだな。外見に惑わされず、心してかかろう!」


今回のストーリーは、ラスドラの恒例イベントとなっていた『魔王討滅戦』において、新たに魔王ルキアが登場した際に公開されました。





通常のグランバトルは、輝竜艇団同士によるGvG系の対人コンテンツですが、
この『魔王討滅戦』では、何度でも再生する魔王の同じ輝竜艇団の仲間と協力して撃退し、他の輝竜艇団と撃破数を競う形式でした。
魔王は自分から先に行動をすることはせず、ダメージを与えられた際に専用にアビで反撃を行います。

これまでのストーリー中でも、アリオーシュやペンターゴンといった魔界の住人は登場していましたが、この回から魔界の支配者として君臨する魔王が本格的にストーリーに絡んでくることになります。

オーガは以前から『魔王討滅戦』の対戦相手として登場しており、今回は新形態が出現。魔王は名称の違いにより、ステータスや反撃時に使用するアビに違いがありました。
オーガは後にユニット化されており、ルキアや、後に新たな対戦相手として出現するセリア、ヒルデなどもユニットとして実装されていました。


魔界の幻魔王『オーガ・ヴァルジード』。
今回のストーリーでは台詞はありませんが、尊大かつ回りくどい語り口が特徴的なキャラクターでした。
「魔界に君臨する王の中の王」である「幻魔王」の称号を持ち、おそらく、設定上は魔王を名乗るものの中でも強大な存在であることが窺えます。
ただ、本気を出したルキアの力には到底及ばず、ルキア以上の力を持つセリアの場合は、その性格故にオーガが恐れる場面は無いものの、より強大なヒルデやイネスには逆らう事が出来ずにこき使われている場面もあり、ストーリー中で堂々と「かませ犬」などと呼ばれてしまった事もあります。

それでも、この時点では圧倒的な脅威として君臨しており、後にサントゥール王リシウスと契約を交わした際は、ルキアに対しても下剋上を企て、大立ち回りを演じた実績もありますね。
実はジャンクリフォード・ナナの大ファンという設定も、その際に明らかになるのですが……。
(グララとルキアしか知らないとありますが、一度公けになったこともあり、セリア配下の魔界貴族等にもバレてしまっています)

また、オーガは世界を無に帰すことが目的であると言っていますが、ユニット説明によると、魔界での生活が退屈であるオーガにとって、「輝竜艇団との激しいバトル」が熱くなれるものの一つとあります。
周年記念のログインボーナスではユーザーを祝う形で登場したこともあり、ラスドラユーザーとの対戦も、オーガにとって楽しみであったということなのかもしれませんね。



LRユニットとして実装されたルキアのユニット説明は用意できなかったのですが……、
ルキアには世界の均衡を保つという目的がありました。
ラスドラの世界には、大きく分けて、地上界、天界、魔界が存在しており、地上界は魔界と天界の間に位置します。
魔族が地上界に侵攻するのは、その上にある天界への足掛かりとするためでもあり、魔王セリアの場合は本格的に地上界を侵略しようと画策していました。
地上界が魔界の手に落ちれば、三界の均衡が崩れてしまい、魔界と天界の全面戦争にまで発展してしまうので、ルキアはそれを防ぐためにも、地上界の防衛の要となっている輝竜艇団に稽古をつけている面もあります。
ゲーム中の『魔王討滅戦』でも、ルキアはオーガよりも強力な攻撃をしてくる一方で、ユーザーのTPを回復する効果を持つアビも使用してきたりと、まるで飴と鞭を与えているような趣もありました。
後のストーリーでは、ルキアがルミナス達に対して友好的に振舞う機会も多くなっていきます。


近い時期に実装されたグランバトルの新形式で、キズナグランバトルというものもありました。

度々、特殊バトルの一形式として開催されたキズナグランバトル。
他のユーザーの行動、あるいはアシスト系の凛華スキルによるドラゴンの攻撃や応援等でコンボが成立する前に、同じユーザーが連続で行動してしまうと、積み重ねていたコンボ数が初期値に戻ってしまうという制約付きのグランバトルでした。
コンボが途切れるのは、空域に浮いている「魔衝銅石」の影響であるという設定。
浮遊大陸に眠るお宝の争奪戦でもあったみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?