ラスドラ メインストーリー02 ワイズミン地方2 敵襲ののち
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ギーグスからグランの謎が書かれた古文書の噂の話を聞いたルミナスは、早速仲間たちと共にワイズミン地方へ向かう。
ルミナスの研究が進めばリリィや主人公のルーツがわかるかもしれない。主人公もまた大きな決意を固めていた。
突如、賊に襲われた主人公一行。
それはまるでこれからの長きにわたる困難な旅を暗示しているかのようでもあった。
ルミナス
「なんで私達のこと襲ってくるのよ~」
サーシャ
「主人公、やはり強いな。身のこなしが素人のそれではない」
サーシャ
「だがおかしいな。この地域は中立を保ち長い間平和な地域だったはずだ」
サーシャ
「空賊などの組織がいるなどきいたことがないが‥」
サーシャ
「一度引き返した方がいいのではないか?」
フェアリス
「も~ サーシャはホントに心配性なんだからなあ。空賊なんてどこにでもいるって!」
フェアリス
「ささっとやっつけられたんだからそれでいいじゃない♪」
フェアリス
「気分を切り替えて旅を続けようよ~」
サーシャ
(嫌な予感がする‥)
サーシャの武人ならではの本能がそう感じさせていた。
リリィ
「うぅ‥あ‥頭が痛い‥‥」
ルミナス
「リリィ!大丈夫?どうしたの?さっきの戦いで怪我した??」
リリィ
「うぅ‥」
(バタッ)
フェアリス
「きゃあっ!リリィがたおれちゃった!」
‥‥
???
「王、いいのです。私の命を捧げることで世界に平和が訪れれば」
男
「だが‥ルリィ‥」
ルリィ
「安心なさってください。私の命の灯火がきえても、心は永遠にあなたと共にあります」
ルリィ
「また来世でもあなたと出会い、あなたのそばにいさせてください」
男
「‥ルリィ‥‥」
そう言うと男はルリィの手をぐっと握り締めた。
言葉に出来ぬ思いを伝えるかの如く。
‥‥
サーシャ
「‥リィ!」
サーシャ
「リリィ!しっかりしろ!」
リリィ
「‥ぁ‥」
リリィ
「‥わ‥わたし‥」
フェアリス
「突然倒れたから心配したよぉ よかった 気付いて」
リリィ
「‥夢をみたの‥」
ルミナス
「夢?」
リリィ
「とっても悲しい…夢だった。青く光る神殿の中で男の人と女の人が話してた‥」
ルミナス
「??」(青く光る神殿‥どこかできいたような)
冒頭部分では空賊に襲われたと語られていますが、ラスドラではメインのクエストを進めていると、その空域内におけるボスキャラとの対戦が発生し、勝利しなければ次のエリアへ進めない仕様でした。
ストーリー中では名前が出てきませんが、空賊とはラギルたちのことを指している模様。
画像はにじGAME版のものですが、普通にこのゲームを進めていれば、この時の自軍の総戦闘力は10万くらいでしょうか。
どのみち、初期デッキでも相手の総戦闘力を上回って自動で勝利できるので、あくまでちょっとした演出……といった趣でした。
(ノーマルカード1枚のみなど、わざと低戦闘力のデッキを編成すれば敗北することも可能)
今回のストーリーから登場するサーシャもまた、ラスドラを代表するナビキャラの一人であり、今後もレギュラーとして活躍します。
その剣は神をも滅ぼすと呼ばれる覇神流剣術の使い手であり、フローディアという名の師匠がいます。武人としての勘の鋭さも、今回のストーリーで垣間見せていますね。
ルミナスからは「サーシャ姉」と呼んで慕われていて、上記のユニット説明によると、幼少期から共に過ごしていたとのこと。
主人公は輝竜艇の操縦に長けているほか、サーシャが認めるほどの武術を身に着けており、後のストーリーではサーシャの剣の鍛錬の相手を務めている場面もありました。
過去の記憶がなく、長い間ガルダ国に幽閉されていたにも関わらず、主人公も相当な実力者であるのが窺えます。
(本編中での出番は少ないし、後年になると全く出演しなくなってしまうけど……)
リリィが見た夢の話はワイズミン地方のストーリーの中心になるもので、今後、主人公とリリィのルーツの件と関わってきます。
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