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イベントストーリー16『神々が眠る樹海グレドニア~神喰らいの花』

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神々が眠っていると言い伝えられているグレドニア。
そこにカオスグランがあるらしいという情報がハニースパイダー新聞で報じられた。
早速現地へ向かおうと提案するルミナスであったが……。




フェアリス
「!?」

フェアリス
「これは一大事だよっ!急いでボクたちも向かおうよっ!!」

ルミナス
「そうだね!急いで準備を整えないとっ!!」

サーシャ
「おいおい。この騒ぎはなんなんだ?」

ルミナス
「これ見てっ!」

ルミナス
「今朝、ハニースパイダー社から号外が出たんだけど、なんとカオスグランがある空域に存在するかも。という一報が報じられたの!!」

サーシャ
「なに!?カオスグランだって!!」

ルミナス
「神々が眠っていると古くから言い伝えられている《樹海『グレドニア』で、っ食虫植物が巨大化して制御不能になり、大暴れしてる》って事件は知ってるよね?」

サーシャ
「あぁ、ハニースパイダー新聞で読んだことがある。」

ルミナス
「その原因が、実は、カオスグランの力だという見解を十賢人の古代学者『リヒトシュタイン』さんが学会で発表するそうなの!」

サーシャ
「確かな情報なのか?」

ルミナス
「私も知らなかったけど、記録内容を見る限り信憑性は高そう。」

ルミナス
「その情報はあっという間に諸外国にも広がって、多くの輝竜艇団がグレドニアに進行してるみたいで、大混乱だよっ!」

ルミナス
「先行部隊の竜輝士が《食虫植物に捕まって、身動きが取れなくなっている》という情報も入っているよ!」

サーシャ
「それはもう、食虫植物ではなく、食人植物だな。。。」

ルミナス
「だから、私たちも早く準備してグレドニアに向かおうっていう事に♪」

サーシャ
「なるほど・・・だが、グレドニアはかなり広大な空域だぞ。どこに向かって良いのか、正確な情報が無いとなかなか身動きが取れないな。」

サーシャ
「この新聞だけの情報ではな・・・」

???
「その位置情報、、、」

???
「わたくしが500万ゼルで売ってあげようか♪」

サーシャ
「・・・その声は。。。まさか!」

???
「久しぶりねサーシャ♪元気にしてた?」

???
「それから、あなたが十賢人のルミナスさんで、こっちがかわいい妖精さんのフェアリスちゃんね♪」

ルージュ
「わたくしはルージュ。いつもサーシャがお世話になっています。」

サーシャ
「おいおい!なぜルージュがここに・・・」

フェアリス
「んん??サーシャ、この綺麗なお姉さんは誰なの??」

サーシャ
「・・・従妹のルージュだ。」

ルミナス
「ええぇっ!!サーシャ姉に従妹なんていたんだっ!!知らなかった!!こちらこそサーシャ姉にはほんとお世話になってます♪」

サーシャ
「挨拶などしなくていいっ!それから、どこで手に入れたか分からないような情報に、そんな大金払えるわけないだろう!」

ルージュ
「サーシャはほんと昔からクソ真面目ね。ウソに決まってるじゃない。サーシャからお金を貰おうなんて思ってないわよ。」

サーシャ
「クソとはなんだ・・・クソとは。。。その情報もウソなのかっ!何しに来たんだっ!!」

ルミナス
「まぁまぁまぁ 久しぶりの再会なんでしょぉ~ 楽しく話そうよ♪」

ルージュ
「ふふふ。この情報の出処は確かよ。お金はいらないから、、、」

サーシャ
「要らないからなんだ。。。ハッキリ言えっ!!」

ルージュ
「わたくしをこの輝竜艇団に入れて欲しいのっ♪」

サーシャ
「ダメだ。」

サーシャ
「ダメだ ダメだ ダメだ。」

ルミナス
「いいじゃん。サーシャ姉♪入ってもらおうよ!!」

フェアリス
「そうだよぉ!戦力も情報も多い方がいいよぉ~♪」

サーシャ
「ダメだ ダメだ ダメだ。」

ルミナス
「もぉ~!!」

ルージュ
「そこに居るのが、禁断の一族の生き残りの坊やね♪かわいい顔してるっ♪」

ルージュ
「貴方の一族の情報も持ってるわよ。一緒に来てほしいわよね♪」

主人公はサーシャの鋭い視線に目を合わせないように、ゆっくりと二度頷いた。

ルミナス
「よ~しっ♪ルージュさんの入団決定っ♪ルージュさんこれから宜しくお願いしますっ♪」

ルージュ
「よろしくお願い申し上げます。」

サーシャ
「おいおい!待て待てっ!!」

ルミナス
「さぁ!ルージュさんも加わった事だし、早速グレドニアに向かうよぉ~!!」



探検家『グララ』
「グラ~(ここがグレドニアぐらかぁ~、ここの何処かにカオスグランがあるぐらっ。)」

探検家『グララ』
「グラァッ!!(見つけ出して、みんなを驚かせてやるぐらぁ!!)」

ガサガサ・・・ガサガサ・・・

探検家『グララ』
「グラァッ!!(何ぐらっ!!誰ぐらっ!!)」

神喰らいの花
「ゲレ ゲレ ゲレ ゲレェッーーーー!!!」

探検家『グララ』
「グラァァ!!(ぐらぁぁ!!)」

ナナシル
「ワタシの言う事、聞かなくなってるのぉぉぉ~!!逃げてぇぇぇ~!!」

探検家『グララ』
「グララァ!!(おおお!ゲテモノの花に可愛い娘ちゃんが襲われている!!助けないとぐらぁ!!)」

ナナシル
「ダメぇぇ~~!!」

神喰らいの花
「ゲレ ゲレ ゲレ バシュンッ!!!」

探検家『グララ』
(キランッ)

神喰らいの花『メルケリオ』の触手の一撃で、グララは遠く彼方まで飛ばされた

ナナシル
「ごめんね~」

ナナシル
「誰か!!この娘を止めて、そして捕まっている竜輝士さんたちを助けてあげてっ!!」


ラスドラ初となる冒険イベント。
このイベントが開催されたのは、2016年11月21日からでした。


グレドニアはメインストーリーでも言及されており、クエストエリアにも同名の空域が存在していました。
そこに『カオスグラン』が存在するという情報を入手して、調査にやってきた一行ですが……『カオスグラン』は、三姫神と共謀していたガルダ国が欲していたグラン(竜石)でもあり、グランバトルのオープニングでは、十賢人のギーグスがその存在を発見したことが語られています。


今回のイベントで初の登場となるルージュ。
ルージュはサーシャの従妹であり、今後もラスドラのナビキャラとして活躍します。

ルージュは幾度もユニット化されていますが、通常の立ち絵と同じ姿が描かれている、代表的なユニットがこちら。

鋭鉾なる策士『ルージュ』。
グルタニアを拠点とする大商会『黄竜堂』の番頭であり、ストーリー中で(半分冗談ですが)情報を売ろうとしていた一件も、商人であることに起因している模様。
サーシャはルージュが輝竜艇団に加入することを強く反対していましたが、ルージュは武術や知略よりも金を重要視する性格で、根っからの武人であるサーシャとは絶縁状態になっていました。
ラスドラの代表的な商人キャラクターのメルアンから畏怖されている権謀術数の持ち主でもあり、銃を扱った高い戦闘能力も持ち合わせています。

初登場が冒険イベントだったこともあってか、その後もルージュが活躍する冒険イベントが続いており、ルージュがドリームグランを探究する、一連のストーリーも存在していました。


ストーリー中で登場しているナナシルとメルケリオはイベントの報酬ユニットとして実装されています。

樹霊神『ナナシル&メルケリオ』。
ナナシルはあらゆる生物達を従える、博識な女神。
神喰らいの花『メルケリオ』は、冒険イベントのボスの他に、後のイベントでレイドボスとしても登場しています。


「捕まっている竜輝士さんたち」というナナシルの発言がありますが、
冒険イベントでは触手に掴まっている竜輝士を聖輝士の矢を使って救出するという目的も恒例となっており、今回のイベントではアリアーヌとマキナが該当します。


獣撃ハンター『アリアーヌ』。
樹海グレドニアに住む獣撃ハンター。
物騒な発言をしていますが、紹介文によると「弱さを隠すための強がり」とのこと。

アリアーヌは進化対象ユニットでもあり、同名のSRを4枚集めて進化を完了させることでSSRユニットになるという特殊な仕様でした。
SR版アリアーヌがこちら。

獣ハンター『アリアーヌ』。
紹介文はSSR版よりも短く、発言が違います。ただ、ボイスはありませんでした。
同名カードを進化素材として重ねていくと「+」が追加されていきますが、「+」が追加されたユニットは、図鑑においても別ユニットとして登録されていました、



このように、同じコストのSRですが、進化回数に応じてステータスが少しだけ高くなっています。
SSR版アリアーヌを最終段階までリミットブレイクさせるには5枚のSSRアリアーヌが必要となり、SSRアリアーヌの入手には、4枚のSRアリアーヌが必要となるため、
合計で20枚のSRアリアーヌを触手から解放すると、リミットブレイクを完了できる仕組みでした。
入手には試行回数の他にも運が大きく絡むので、ある程度イベントをやりこまないと、揃えるのは難しかったですね。

これらの要素は他の進化対象ユニットも同様で、冒険イベント内で解放するユニットは何れも進化対象ユニットでした。


マキナの詳細がこちら。

白衣の探究者『マキナ』。
ハイパワードスーツを駆使し、多くの未開の地を踏破してきた実績の持ち主。
ただ、今回はメルケリオに捕まってしまった模様ですね。

SR版がこちら。


探究者『マキナ』。
説明文では、「パワードスーツ」となっており、SSRの『ハイパワードスーツ』よりも旧式のものかもしれませんね。
マキナもまた進化対象ユニットであるため、同名カードを4枚集めることでSSR版を入手可能でした。


冒険イベントが開催される少し前、期間限定の探索ダンジョンとして、「妖精の国」が実装されています。

このお知らせ欄ではフェアリスの友人のパピルが登場しており、パピルは冒険イベントに合わせて、特効ユニットとして実装されました。



光に選ばれし妖精『パピル』。
フェアリスとは違う種族の妖精ではあるもの、気が合う間柄。
今回のストーリーには直接登場していませんが、樹海グレドニアに冒険に出ているという記述があり、特効ユニットであることを加味すると、ルミナスたちのカオスグラン捜索に協力していたのかもしれませんね。

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