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神戸・絶滅危惧種のモリアオガエルの産卵地【猩々池】
薄暗い大師道の道中に開けた自然豊かな陽当たりの良いオアシス。
6月はモリアオガルが木の枝に泡状の卵塊を作っているのが見られる。渡鳥のシマアジがいたのも印象的。
蛙は水中に産卵するのが殆どだけど、モリアオガエルは水面上の木の枝に泡状の卵塊を作る。6月頃に産卵して1週間ほどでおたまじゃくしが下の水面に落ちていくらしい。
環境条件が揃っていて時期も合わないと見られない。兵庫県では絶滅危惧2類の指定。
孵化したオタマジャクシが落ちて来るのを待機しているアカハライモリもたくさん確認。
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ここを目的地として来ることはないけど、再度公園や市ケ原、布引のトレッキングでここに立寄ることは多い。
小さな池で野鳥の観察に最適。歩くの嫌いだけど運動不足で始めたハイキング。
野鳥にも興味持ってなかったけど、この猩々池で初めてキンクロハジロを見た。珍しい水鳥でもないけど、容姿が個性的で動きがコミカル。
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猩々池は、一見、何もなさそうに見えるけど、数十分ゆっくりしてみると何かしら面白いものに出会う。馴染むほどに良さがわかってくるところ。
もとは江戸時代後期に近隣の村の水不足の問題を解消するために人工的に作られた池。
追記・2022.5.19
遊びに来てみると、かなり干上がって水量激減。水は淀み水彩生物も見られない。野鳥もよく飛来してくるが、ハエやユスリカ(蚊みたいな虫)が発生で、かなり残念な状態。
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