不動産奮戦記 家を買う方法はこれだ!

優先順位を決める
家を買うための順位を考えてみましょう。
どんな夢よりも現実が最優先です。
借入額のMAXでもいい 親からの援助でもいい
とにかく予算を明確にするのです。
では次は?
『利便性』『ステータス』『間取り』『環境』などそれぞれあると思いますが、ここで重要なことが2番目になります。
たとえばあこがれの住まいに出会ったとしましょう。
この住まいを手に入れるには、高すぎても所在地が違ってもかなわないのです。そこで2番目は地域になります。

入れ替わる順位はつけない事
3番目以降は夫婦によっても異なることから共通の順位を明確にする必要があります。
でないと、『夫は駅から遠い』『妻はウオークインクローゼットが欲しい』など順位が明確にならないからです。

利便性とは何か?
郊外の住宅地化が進み郊外でも買い物や生活必需店は駅近くと変わらなくなりましたが、唯一変わらないのが駅からの距離です。
では、この影響を受ける人は家族のうちだれなのでしょうか?
遠くて影響を受ける人と近くて影響を受ける人を考える必要があります。
通勤でしょうか?しかし、駅に近くなれば土地面積は小さくなり間取りも小さくなります。日当たりなど望んではいけないかもしれません。
このことを考えた上で3番目を確定させる必要があります。

建物の値段は1/3以下
建売住宅の場合は土地の占める割合は7割に近いのです。
建物が2,000万円を超えるなどは稀であり、面積単価を考えると注文住宅の夢を抱くなど考えてはいけないことに気が付きます。
住んだ時から劣化が始まり年々価値は下がっていくのが家なのです。

出会った多くの人が注文建築
駅から近くて日当たりがよくプライベートが保てる静かな環境。そして、素敵な仕様に使いやすいプラン。
そんな家を建てられる土地を探すのに予算ではじかれた人が、より良い区画を目指すのが建売住宅です。すでにプランニングされており仕様レベルも明確です。

完成していないからわからない
住まいに投資する金額を考えると土地のウエイトが重いことはお分かりいただけると思いますが、建物は建築士がベストを尽くした設計がされているので、土地の大きさや接道方位が同じであれば注文住宅と大きな違いはないでしょう。
仕様は建物にかけられる予算内であり、唯一確認できないのは仕上がり精度です。
一方、完成してしまっては構造を確認することはできませんので、どちらが重要なのかを見極める必要があるでしょう。

リスク回避
建築中に問題があれば『解約』という選択肢が残されています。
住んでしまってから訴訟を行い、長い年月を浪費するよりもやめるという手段があるのです。
引き渡しを受けないという方法もあります。
まぁ、最悪の状況ですが・・・
設計図と仕様書の通りの家が建つという前提ならばより良い区画を先に得た方が良いのではないでしょうか。

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