呪力吸いについて（2023年の自由88）

「呪力吸いってなんな～。あれが神やって、恥ずかしくて下界歩かれへん」
「下界あかんなあ」
んん－あのさあ。呪力吸いっていうのはまあ地球での通り名だよ
別にエネルギー吸いとかでもいいんだけど、三次元だけの存在じゃないから、エネルギーとは別の軸が出来るだろ。それを踏まえた総称だよ。手段を選ばず呪われたように力を求め続ける。厳密には存在力（三次元だけじゃなく高次元だとエネルギー以外に別の軸がある。それらの総称として三次元で説明する為に作られた所謂力の総称が存在力）を求めて奪い続ける存在。そこから、三次元翻訳すると呪力吸いという名称になった訳だよ。ただ、呪力吸いも一周したような連中は、抑制を覚え、普通に平和裏に過ごしたいという欲求があるようで、あえて呪力吸いを名乗ってるから（本当は別の名称にして欲しかったが）過去の呪力吸いに関しては呪力吸い快楽型と呼んでるんだよ

三次元で言うなら、呪力吸いは所謂2代目悪魔だよ。公務員じゃない方の。元悪魔だった連中も拷問禁止から所謂普通に近い文明体になっていったので、元悪魔と呼ばれても悪魔とは呼ばれなくなった訳よ。んで、次の世代になって、所謂、昔の悪魔と同じような進化を遂げた者を呪力吸いと呼んでるんだよ

所謂呪力吸いへの進化は、力を集める為だけの進化という進化形態を取る。その為、泣くのと笑うのが同じ信号の逆向きという事もあり、泣くとこで笑うようになる。手段を選ばずに力を集めるなら、相手に同情するのは邪魔になるよな。だから、泣くとこで笑うようになり、他者を傷つける事に喜びを見出すようになるんだよ
三次元の地球でも同様の形態を取る奴がいるよな。所謂快楽殺人犯や映画の悪役、度の過ぎたいじめっこを思い浮かべると分かりやすい

悪魔がいなくなった後の2代目の同形態の進化を呪力吸いと呼ぶの
で、まあ、まともになった呪力吸いと区分けする為にこれらを快楽型の呪力吸いと呼ぶんだよ

元、天界の天敵の事

力に溺れる進化をするとすぐにこういう進化になるんで、有名なんだよ

その上、まともになっても後遺症にいろいろ苦しむ事になるでな。あんまり呪力吸い時代が長いと一旦治っても、またそういう側面が顔を出すケースがあるので、慎重に接する事になる訳。それも問題になったな

地球の呼び名で言うんならソシオパスだよ
ただ、地球人は別に不老不死でもないし、厳密にはソシオパスと違うので、こう呼ばれる訳。地球語に直すとこれが一般的で、誰でも知ってる存在だよ

地球にも認識は伝わってるぞ。宇宙怪獣とかがその形態の一部をデフォルメ化したもの
了解かな？
「地球人はまだ不老不死とかになってませんからね。そういった進化とは無縁なんですよ」
まあ、しょうがないか
「ですです」