見出し画像

私の仕事術:上司をコントロールしてみよう 第2回

第2回は、より具体的に上司に決裁印を押してもらう方法を研究していきます。

①決裁を仰ぐことは「上司にご判断を伺う」ことです。この基本を絶対に守りましょう。

 上司をコントロールしようというのは、腹の中だけです。説明する際の態度や資料作りにおいて、そのような不遜な姿勢は徹底的に排除します。これから上司を騙してやろうと考えて下さい。

②担当者が判断してはいけません。案を示しても、それを評価しないようにする。この微妙なさじ加減が成否を左右します。

 上司は「決裁権者としてチェック機能を果たさなくてはならないが、業務を停滞させてはいけない」というジレンマを常に抱えています。だから「俺が判断したんだ」と思って頂ければ、ジレンマから解放されて気持ちよく決裁印を押そうという気になるでしょう。

③ 決裁説明はプレゼンではありません。上司に判断の材料を提供することです。

 逆に考えれば、上司の判断を困らせるような材料は要りません。結論からいうと、都合の悪い材料は見えないようにします。隠すのではありません。誤魔化すのです。

 第二回は難しかったでしょうか。このような心理戦を頭において資料を作る必要があると思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?