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「幸せを、シェアしたい」とおもうこと。

夫婦が仲良しでいるための秘訣、「秘訣」かあ。


「秘訣」ってなにかしらべてみると、「人に知られていない最も効果的な方法」と書いてあった。
とっておきの手段。奥の手。
むむむ、と考えこむ。

今回も、珈琲次郎さんの企画に参加しようとおもって、テーマについて一日考えていた。

今週のテーマは「パートナーと仲良くなる秘訣」。
しかも、珈琲次郎さん調べ「夫婦の仲良し三箇条」である「コミュニケーション・スキンシップ・会話」は、それだけでは「秘訣」と言えないとのこと。

うちの夫婦ならではの「秘訣」って、何かないかなあと考えながら、とりあえず夫にもたずねてみることにした。

「夫婦が仲良しでいる秘訣ってなんだとおもう?」

「・・・抱っこかな。」

「ハグってこと?」

「そうそう」

「抱っこ」と言われて、頭の中にラッコがぎゅむっとハグしているさまが浮かんでくる。
あの、ぎゅむって感じが「仲良し」の秘訣かあ。

以前、同企画の「スキンシップ」の記事にも書いたとおり、夫は「ハグ」をよくしてくれる。
記事を書いたときは、あまり「スキンシップ」をとれていないと書いたが。
あれ以降、ときどき停滞しつつも、ハグなどしながら、ゆるゆるとスキンシップができる仲になれた。


まあでも、「ハグ」についてはもう書いたしなあ。
と、あらためて自分と夫の言動や思い出をふりかえっていて、「そういえば」と思ったことがある。

わたしたち夫婦はいつも、おなじ「好きなもの」があるかもしれない。

あるときは、同じ音楽。
あるときは、同じ本。
あるときは、同じお店のラーメン。

なんとなくお互いの好みの対象が被ることがあって、それをいっしょに楽しめる。
ものすごくアクティブな趣味でもないし、「推し」とまで言えないような、地味で何気ないことばかりだが。

日常のなかで、そうやって同じものを楽しみ、好きだと感じ、いっしょに味わえるというのは、「仲良し」の秘訣なのかもしれない。

おなじ時間を共有する、というのは、以前書いた「愛を伝える5つの方法」の「クオリティ・タイム」にもあったことだ。


子どもができてからは、なかなか同じものをいっしょに楽しむ時間をとれなくなったが、それでも「シェアする」という意識を常に持っている。

たとえば。
ふたりが好きなアーティストの新曲MVが出ていたら、「新しいのが出てたよ~」と声をかけるとか。
ママ友とカフェに行ったら、夫にもお土産に焼き菓子を買って帰るとか。
息子たちのかわいい仕草やおもしろい言動があったら、動画にとっておいて、夜に見せるとか。

この幸せを、ともに分かちあいたい。

そんな気持ちを持って過ごすことも、「仲良し」の秘訣といえるかもしれない。

いや、そんなのって当たり前にどの夫婦もやってるのかな。
相変わらず、ほかの夫婦のことって見えないから、知りようもない。

でも、この「幸せをシェアしたい」とお互いが思い続けるかぎり、それはそれは仲良しな夫婦でいられるんじゃないだろうか。

そう思うと、最近わたしは夜な夜なおやつをひとりでつまんでいる。よくないな。
明日は、夫と一緒に食べられる小さなスイーツでも買ってこよう。


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